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「児相は面倒だから入院」娘を厄介払いする母親に捨てられて|僕とママの3mの距離

  • 2024.3.31
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この作品は、もっち・女たちの体験談・漫画(@mocchi_kakei)さんのフォロワーさんの母と息子の親子関係の悩みを描いた実体験です。母がどうして太郎の後をついてくるのか、なぜ病院嫌いになったのかを振り返っています。幼いころに母親が病院で騒ぐ姿を目の当たりにしたことが原因で、太郎の母は病院自体が怖くなってしまいました。また、突然母親が自宅からいなくなり、学校の先生によって保護された後、祖父母の家で暮らしはじめます。『僕とママの3mの距離』第34話をごらんください。

太郎の母は小学生のときに、母親によるネグレクトを受けていました。その後、母親は娘を残したまま失踪してしまいます。

幸い学校の先生が保護し、祖父母と一緒に生活するようになりました。太郎の母は、ずっと母親に会いたいと思っていたのですが、母親は娘を迎えにくることはありませんでした。

適切な親子の距離感とは?

親子の距離感について描く本作『僕とママの3mの距離』に登場する母は、息子・太郎にいつでもついて歩く母親でした。そのことで、中高生の時は同級生にからからかわれたり、部活動をやむなく退部したりしたことも。そしてなんと、太郎が社会人になってからも、母は毎日後ろを付いて歩きます。

ある日、たまたま再会した小学生時代の担任にアドバイスされ、太郎は母を精神科に通わせることを決意。しかし、母はかたくなに病院にいくことを拒否。その後、太郎は母自身の幼少期の経験が、自分との異常な距離感に関係していることを知るのした。

親が子どもを心配するのは当然の感情です。しかし、愛情ゆえの行動が子どもに窮屈さを感じさせたり、自立を妨げたりしていないかは気にかけておきたいですね。子どもの成長に合わせた距離感を保ちつつ、親の関わり方を変えていくことが大切だと感じさせられるお話です。

著者:kotti_0901

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