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「知らなかった…」じつは【予約ナシ・無料】で入れる“有名施設”3選

  • 2024.3.31
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テレビで見たことはある、でも自分が行くことはない……。そんな風に思っている有名な施設が、実は予約も入場料もナシで入れるとしたら?意外と知られていないスポットが、東京都内には意外と多く存在します。

1.連日テレビ中継されている「政治の中枢」

国会議事堂
国会議事堂

日本の政治の中枢、国会議事堂(東京都千代田区)は無料で見学できます。衆議院と参議院それぞれ受付が異なりますが、以下は参議院の場合です。

平日(月曜~金曜)の9~16時までの毎正時にスタートし(1日8回)、係の人が付いて案内してくれます。所要時間は約1時間。10人以上の団体で見学する場合は事前予約が必要ですが、基本的には予約も不要です。

参議院の参観ロビー、本会議場傍聴席、御休所、皇族室、中央広間、前庭が参観コースになっていて、参観ロビーでは参議院の活動や役割、議事堂の歩みなを紹介する広報展示も見られます。

注意点は、手荷物検査があること。正時ギリギリに到着すると、手荷物検査の時間が取れず、すぐに見学ができなくなる場合があります。

2.東京タワー並みの眺望で無料とは

東京都庁(同新宿区)の展望室は、都心を一望できる絶景スポットです。高さ202m、地上45階の展望室からは晴れた日にはスカイツリーや富士山、太平洋までの眺望を楽しめるとあって、連日たくさんの人で賑わっています。

展望室内には、一般の人が演奏できる「都庁おもいでピアノ」の音色が響き、東京土産や和雑貨が売られている売店もあります。ソフトクリームなどの軽食も。

2023年3月時点では南展望室のみが利用でき、開室時間は9時半~21時半。第1及び第3火曜日は休室日です。

日中に行くなら併せておすすめしたいのが、都庁職員食堂です。2か所ある食堂は、都庁舎への入庁手続きをすれば誰でも利用できます。11~14時の営業で、特に12~13時は混むのでその時間は避けた方がベターです。地上32階の展望レストランは、いつもと違った楽しい時間を提供してくれるでしょう。

3.荘厳な空間でプロの演奏に酔いしれる

パイプオルガンのイメージ
パイプオルガンのイメージ

アジアの古代仏教建築が目を引く築地本願寺(同中央区)。ステンドグラスがあしらわれていたり、ゾウや獅子など動物の彫刻が施されていたりと、オリエンタルな雰囲気。日本の一般的なお寺とは少し違う趣があります。

そんな築地本願寺の本堂には、大小さまざまなサイズの管約2000本で構成された立派なパイプオルガンがあります。その荘厳な音色を楽しめる一般向けのランチタイムコンサートが2006年から催されています。

毎月最終金曜日、12時10分からの法話の後に12時20分~50分に開かれ、本堂いっぱいに集まった人たちがその音色に酔いしれます。パイプオルガンだけではなく、声楽家や他の楽器とのコラボも。申し込み不要、プロの演奏を無料で味わえるぜいたくな時間です。

コンサートを楽しんだあとは、オフィシャルショップでオリジナルのお土産を買ったり「築地本願寺カフェ Tsumugi」に立ち寄って本堂や境内を眺めながら食事を楽しんでみたりするのもおすすめです。

【番外編】人気の公演を「半額」で見る方法

さて、もうひとつ“番外編”のスポットを。無料ではありませんがかなりおトクな仕組みがあるのが歌舞伎です。歌舞伎は鑑賞代が高額なイメージがありますが、実は「都民半額観劇会」という割引があります。

こちらは年4回応募が行われ(1、4、7、10月)、1回あたり約6000枚提供されるシステム。応募者多数の場合は抽選です。当選すれば、歌舞伎座(中央区)や国立劇場(千代田区)など、都内の主要劇場で行われる公演を半額で見ることが可能。応募時に、希望の公演を選べます。

都民半額観劇会の良いところは、東京都民ではなくても誰でも応募できること。生の歌舞伎に触れる最初の一歩のハードルを下げてくれます。もちろん、常連さんも応募可能です。

当選は2か月ぐらい前に当選通知が来て払込をするので、遠方在住者は東京観光のついでに予定に組み込むのもいいでしょう。

ちなみに筆者は都内在住ではありませんが、小学生の娘と2席分応募し、当選通知が届きました。払込を終え、4月4日(木)に歌舞伎座で行われる「四月大歌舞伎」を見に行く予定です。今から予習をして、存分に楽しめるようにしたいと思います。

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名前は知ってるしテレビでよく見る、でもなじみは薄い……。そんなスポットを集めて、大人も子どもも学びが深まるお出かけスポットとして紹介しました。暖かくなり外出しやすくなるこれからの季節、目的地の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

(yorinami)

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