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「やっちゃった」外出先のトイレで血だらけに!?便利アイテムのはずだったのに…

  • 2024.3.31
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生理の量が多い私は、頻繁に起こる漏れと大量消費する生理用品が悩みのタネでした。そこで、漏れる心配がなく、経済的でエコな月経カップを使ってみることに。確かに快適にはなったのですが……。

漏れと大量に消費する生理用品

私は生理の量が多く、特に生理初日から2日目にかけての血がドッと出る不快感が苦手です。ナプキンがズレて漏れを起こすこともよくあり、毎回、大量に消費するナプキンがどうにかならないかと思っていました。

そこで目をつけたのが月経カップです。正しく挿入すれば血が漏れる心配がなく、洗って繰り返し使えるので地球にもお財布にもやさしい。非常に便利なアイテムだと感じていました。

悩みが一気に解消!のはずが…

実際に月経カップを使ってみると、確かにいい! 漏れやドッと出る不快感もなく快適に過ごせました。

ただ私の場合、外出時での使用には不向きだと感じました。腟にカップを直接挿入するので、手の消毒は欠かせません。再度装着するにはカップを洗浄する必要もあり、それには手洗い場のある多目的トイレでないといけないのです。

さらに、まだ月経カップに慣れていないのに外出先で再装着しようとし、うっかり手や衣服が血だらけになり、その日は帰宅するハメになったこともありました。

この失敗を踏まえ、月経カップを装着して外出する際は、手洗い用の水を入れたペットボトルと消毒用のウェットティッシュの持参が必須に。持ち歩く生理用品のかさを減らしたいという気持ちもあり月経カップを使い始めたのに、本末転倒になってしまいました。

月経カップは、慣れれば自宅でも出先でも快適に過ごせる便利なアイテムです。ただ、最初はどうしても扱いに失敗しやすいので、スムーズに使えるよう自宅で慣らしておくことが大切だと感じました。また、直接腟に入れる物だからこそ、挿入時の手洗いや使用後の煮沸消毒など、月経カップの衛生管理も徹底するようにしています。

著者/さくまねこ
作画/まっふ

監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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