チャングム（イ・ヨンエ）と変態仮面（鈴木亮平）奇跡のツーショットに萌え。注目の映画祭をレポ！

2024.3.31

超華やかな第17回アジア・フィルム・アワード授賞式

アジア全域の映画の祭典アジア・フィルム・アワード授賞式が3月10日、香港・戯曲センターで開催。日本はもちろん、香港、中国、韓国、台湾、タイ、インドなどなど、アジア全域からゲストが駆けつけ、超豪華に授賞式が行われました。注目は日本作品の結果……なんですが、式冒頭いきなり最優秀視覚効果賞で『ゴジラ-1.0』が受賞。これ、アメリカのアカデミー賞と同日W受賞ですよ！大快挙〜。そしてあたし的に最大注目だったのは、Excellence in Asian Cinema Awardをイ・ヨンエさんと鈴木亮平さんが受賞したこと。チャングムと変態仮面ですよ！奇跡のツーショットに萌え。そして受賞会見で、鈴木さんには来る新作、Netflix映画『シティーハンター』の質問が殺到。「コミック、アニメがあって、実写はジャッキー・チェン版とフランス版がすでにある作品。おまけに自分が子どものころから大好きな作品だからプレッシャーがすごかった。けど、もうすぐ観られるからぜひ！」と英語で堂々スピーチ。他の日本作品受賞結果はこちらでーす。そのうち日本でも授賞式が開催されるだろうから、このイベント、覚えておいてね。

最優秀作品賞
『悪は存在しない』
© 2023 NEOPA / Fictive

最優秀作品賞『悪は存在しない』
最優秀オリジナル楽曲賞石橋英子
© 2023 NEOPA / Fictive

Excellence in Asian Cinema Award
鈴木亮平
© Asian Film Awards Academy

最優秀監督賞
是枝裕和（『怪物』）

最優秀主演男優賞
役所広司（『PERFECT DAYS』）
© 2023 MASTER MIND Ltd.

第17回アジア・フィルム・アワード授賞式
3月10日、香港・戯曲センターにて開催

第19回大阪アジアン映画祭、大盛況のうちに閉幕

そして日本でのアジア映画最大のお祭り、大阪アジアン映画祭が今年も開催されました。嬉しかったのは、前年比150%（よしひろ目視調べ）の観客の入り！ゲストも大量に来日、来阪！平日の上映時にもほぼ満席が続出する盛り上がりで、無事閉幕。グランプリはモンゴル映画『シティ・オブ・ウインド（Cityof wind）』。17歳のシャーマン男子恋物語という、青春映画としてはかなり異色作（でもとてもおもろい）。そしてABCテレビ賞と来たるべき才能賞のW受賞をした『サリー（Salli／莎莉）』は、恋愛経験値激低のアラフォーシングル女性が、出会い系アプリにハマってロマンス詐欺に!? ABCテレビ賞は1年以内にABCでの放映が確約されているので、観られるチャンスはまたきますよ〜。マジ面白イベントなので、今年を逃した方、来年まで覚えておいて！

グランプリ
『シティ・オブ・ウインド（City of wind）』（モンゴル）
17歳の高校生シャーマンがクライアントの女子に恋をしちゃう!? 思春期ってつらいよね〜、という異色青春ロマンス。
© Aurora Films, Guru Media, Uma Pedra No Sapato, Volya Films