【料理に目覚めた夫】が「もう二度と作らん！」「君がやれば！？」 → 夫を怒らせてしまったワケは？

これは私の反省すべき体験談です。料理に目覚めた旦那に、よかれと思ってアドバイスをしたのですが……？ まさかの結末に！？

料理に目覚めた旦那

私は旦那と2人で暮らしています。普段、旦那がキッチンに立つことはあまりなく、料理担当はもっぱら私になっています。

そんな旦那ですが、ある日「料理をしてみる！」と意気込んで、報告をしてくれました。

話を聞けば、よく見ているYouTuberの動画を見て感化されたようです。同じレシピで同じように作ってみたくなったと、楽しそうに話してくれました。

レッツ クッキング！

旦那は調味料などにもこだわりたいと、自分でスーパーへ買い物に行き、張り切って調理を開始。

私は「誰の動画を参考にしたの？」と旦那に問いかけました。教えてくれたYouTuberの動画は、飾り切りや仕込みなど、かなり手間がかかる作業が多い印象でした。

以前、旦那が長ねぎのみじん切りで苦戦していたことを思い出し、私は少し心配に……。「ときどき様子を見に行くようにしよう！」と決めました。

調理開始から少し経って様子を見に行くと、キッチンに使う食材をすべて並べていて、まな板が安定していない感じ。「まな板が安定してないと、危ないから使うものだけ出しておこうか」とアドバイスしました。

直後、旦那はごぼうを手に取り、ピーラーを持ち出しました。すかさず私は、「ごぼうはたわしで洗うか、包丁の刃の反対でこうやって皮をむくんだよ。」とアドバイス。

その後もちょくちょく様子を見に行って、旦那に料理を教えてあげているつもりでした。

旦那の怒り爆発

何度目かに様子を見に行ったとき、出しっぱなしにしていた水を止めるよう注意した瞬間、夫の怒りが爆発。

「横から文句ばかり言われてやる気なくなった。もうあとは〇〇ちゃん（私の名前）がやればいいよ。」と。

その時の旦那の顔から、怒りだけではなく信用されていない悲しみのようなものを感じ取りました。

せっかく新しいことにチャレンジしようとやる気になっていたのに、横から口出しをし過ぎたせいですっかりやる気を削いでしまった様子……。自分が同じことをされたらと思うと、とても申し訳ない気持ちになりました。せっかく旦那が料理に興味を持ち、手伝ってくれるようになる可能性もあったのに、1つの可能性をつぶしてしまったなといまでも反省しています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Emi.A