寒さは厳しくても人の心は温かい。雪国の小さな駅を支える人々の日常

福島県の会津鉄道・芦ノ牧温泉駅は、猫たちが乗客を送り迎えする「ねこが働く駅」。福島中央テレビで放送中の人気ミニコーナー「にゃん旅鉄道」で注目を集め、2022年には映画化されるほど多くのファンに愛されています。

登場するのは、猫駅長としての多くの人に愛される長男「らぶ」、マイペースで優しい次男「ぴーち」、兄たちに見守られながら育った妹「さくら」の兄妹たち。

天真爛漫でちょっぴり怖がりなさくらを主人公に、お客さんとのふれあいや兄との別れを経て、どのように成長していくのか1年間を追った物語。会津の美しい四季とともに、心あたたまるエピソードをお送りします。

※本記事はゆきよみ著、芦ノ牧温泉駅を守る会監修の書籍『にゃん旅鉄道 ～さくらの物語～』から一部抜粋・編集しました。

冬の駅

※ 雪かきのことを会津地方で雪かたしという

著＝ゆきよみ、監修＝芦ノ牧温泉駅を守る会／『にゃん旅鉄道 ～さくらの物語～』