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噛むほどに口の中にきなこの風味が広がる、伝統の駄菓子。宮城・仙台『元祖仙台駄菓子本舗 熊谷屋』の「角きなこ」。

  • 2024.3.29

あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

噛むほどに口の中にきなこの風味が広がる、伝統の駄菓子。

「もともと郷土の駄菓子はきなこを使っているものが多いんですが、東北は大豆を栽培しているところが多かったからか、仙台駄菓子には特に多いと感じます。ねちねちとした食感で、濃厚なきなこの風味が長く味わえます」(高)。江戸・元禄8 (1695)年の創業時から駄菓子一筋の名店が、一つ一つ手作りしている、きなこ、もち粉、砂糖を練って角にした菓子。ほかに黒糖を使ったきなこねじりも。賞味期限は常温保存で20日。10個入り¥476。注文は電話、FAX、オンラインショップから。仙台市青葉区本町通2‒2‒57 022‒234‒1807 FAX022‒272‒7464 9:00~17:00 日休ほか不定休

あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
※掲載価格はすべて商品価格です。送料は原則的に別途必要になります。

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