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「返しすぎたお金は取り戻せる?」カードローンの「返済」で意外と知られていない5つこと

  • 2024.3.29

「ちょっとお金を借りたい」ときに早く、スマホで申し込めるカードローンは便利だが、「返済」について知らないと損をしてしまうことが5つある。

■1 ATMで返済すると1000円未満が返せない

カードローンの返済を小銭が使えないコンビニATMですると、残高が数百円残ってしまい、だからといって1000円札で返済すると、返済額が借りた額を超えてしまうこともある。その分は取り戻せるが、カード会社に申請し、差額を銀行振り込みで対応してもらうなどの手続きが必要で面倒だ。

カード会社の自社ATMや提携ATMでは小銭を取り扱っているところもあるが、振込手数料 が発生することがあるので、1000円未満のローン残高を返済するなら、口座振替やネット返済、スマホ返済が確実だ。

ただ実は、金融機関にもよるが、1000円未満の残高は「無利息残高」と呼ばれ、利息・手数料が発生せず、返済期限もないことが多い。

■2 繰り上げ返済(臨時返済)をすることで返済総額を抑えられる

カードローンは基本的に毎月など、定期的に返済するが、繰り上げ返済(臨時返済)をすることで返済総額を抑えられる。利息が1日単位で発生するため、返済期間を短くすればするほど支払う利息が減るのだ。

しかし、繰り上げ返済のつもりで入金しても、金融機関によっては臨時返済が翌月や翌々月の返済に充てられる場合があるので、返済のタイミングはよく確かめおく必要がある。

■3 繰り上げ返済しても定期返済がなくなるわけではない

カードローンで繰り上げ返済(臨時返済)しても、定期の返済がなくなるわけではない。たとえば毎月25日に1万円を返済している場合、24日までに1万円を返したからといって、25日の返済がなくなるわけではない。

そのため、繰り上げ返済をする場合は、定期の返済もできるよう準備しておこう。

■4 返済日に返せない場合は相談にのってもらえる場合も

返済日にどうしても間に合わない場合は、金融機関に相談することで支払いの延期やスキップができる場合もある。相談しないで返済が遅れると遅延損害金が発生するため、返済が間に合わないと判断したら早めに行動しよう。

■5 余裕がなければ毎月の返済額を減らしてもらえるかも

毎月の返済が厳しくなった場合は、金融機関やサービスにもよるが、定期の返済額を減らせる場合がある。相談デスクに電話したり、マイページなどで手続きできたりするようだ。

デメリットとして、返済額を減らした分、期間が長くなるので返済総額は増えてしまうが、一般的に利率よりも遅延損害金の利率のほうが高いので、遅延損害金を回避する方法を考えたほうがいいだろう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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