港区専業主婦・夫の年収1200万円「物価高で節約が難しい」4人家族のリアルな支出内訳を聞く

物価や光熱費の高騰、それでも賃金は上がらない現状などによって、以前より生活が苦しく感じる人も多いのではないでしょうか。

All About ニュース編集部が2月28日～3月7日に行った「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と照らし合わせるなど、生活の参考にしてみてください。

専業主婦・夫の年収1200万円「子育てに追われている。節約が難しい」

今回は、東京都港区に住む、36歳女性の世帯の生活実態です。

子どもが2人の4人家族、夫の年収の1200万円で家計をやりくりしているとのこと。生活について、「子育てで常に時間に追われているため、時短キットなどの食材も使ったり、さらには物価高なため節約が難しい」と話します。

家賃や食費、光熱費など、リアルな収支状況とやりくりのポイントは？

家賃や食費、光熱費など、主な1カ月の出費内訳は以下です。

■東京都港区、36歳女性世帯の場合
年収：夫1200万円
家賃：26万円
間取り：2LDK
食費：15万円
交際費：1万円
電気代：1万5000円
ガス代：8000円
水道代（2カ月での請求額）：6000円
通信費：2万円
車：なし
その他：教育費15万円
貯蓄に回す金額：10万円

今後については、「子育てが落ち着いたらダブルインカムにして貯蓄や資産形成に力を入れたい」とコメント。

生活のやりくりのポイントや節約術を聞くと、「キャッシュレス決済でポイントを貯めたり、ふるさと納税を行っている」と教えてくれました。

※回答者コメントは原文ママです

文：田中 寛大