自己啓発本を読んで「賢い人間」になったつもり？夫の鼻をへし折った

皆さんは、育児本などをどのくらい参考にしますか？分からないことは本やネットの情報を頼りにしますが、それをすべてうのみにすると、逆につらくなってしまった。そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。今回ご紹介する作品は、とある自己啓発本に影響された夫が、妻に示したとんでもない提案を描いています。エェコさんの作品、『時間は「作る」ものだという夫』をご紹介します。どうぞご覧ください。

アドバイス通りに、自分の時間を優先したら…？

エェコさんは子どもの世話を終えて、ようやく1人の時間を得ました。1日の疲れをとるように好きなテレビを見て、お菓子を食べてのんびりリラックスムードです。

本来は、夫のためにご飯の準備をしなくてはいけなかったのですが、時間は自分で作るものという夫のアドバイス通り、自分の時間を作ったエェコさん。さて、このあとどうなるのでしょうか？

本に影響されすぎた夫のとんでも発言

育児や料理、自己啓発、ビジネス、本にはさまざまな知識がつまっていてとても参考になりますよね。しかし、それをすべてうのみしてしまうと、時に自分のライフスタイルと合わずにつらく感じてしまうことも…。

エェコさんの夫は、自己啓発本の内容を元に、エェコさんに「時間は自分で作るもの」というアドバイスをします。しかし、まだ2歳の子を抱えるエェコさんが自分の時間を得るには、パートナーの協力が不可欠です。

たしかに、時間の作り方は自分の工夫次第かもしれません。それでも、美容室に行くことやリフレッシュする時間は、自分ひとりの工夫ではどうにもならないですよね…。

正解は本の中に書いていないもの

本をうのみにし過ぎてエェコさんにしっかりと𠮟られた夫。

自分たちのライフスタイルに当てはまれば、とても参考になるかもしれません。また、知識として知っておくと助けになることもあるでしょう。しかし、無理やり本の通りに自分のたちの生活を合わせることはとても大変なことです。あくまでも参考程度にとどめましょう。何事もほどほどにすることが一番よさそうですよね。

時間の作り方や子育ての仕方はそれぞれ家庭のペースがあります。一緒に暮らす家族が負担を分担し合い、家族流のライフスタイルを作り上げていけるといいですよね。

著者：ゆずプー