HBCテレビ「今日ドキッ!」より、選りすぐりの情報をお届けします。
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いま、若い人たちの間で“白湯”を飲む人が増えているんです。 いまどきの“白湯ブーム”を紹介しました。
“白湯ブーム”を大調査!
いま“白湯”を飲む若い人が増えているらしいということで、実際に街で聞いてみると…
20代:「飲んでます!毎日飲んでます」
20代:「TikTokやYouTubeで“白湯はいいよ”という動画を見て飲み始めました」
いまSNSがきっかけで、“白湯”を飲む若者が増えているんだとか!
そもそも“白湯”とは、何もまぜていない“水を沸騰させたもの”で、飲むときの温度の目安は、およそ50℃~60℃。
お店のホットコーヒーの温度が70℃ぐらいなので、熱々よりもちょっとぬるいぐらいの温度です。
若い世代が“白湯”に期待することって?
若い世代は、“白湯”にどのような効果を期待して飲んでいるのでしょうか!?
20代:「健康に良いということを聞いて。朝の目覚めがよくなった」
20代:「胃腸が弱いので白湯を飲むようになったら、おなかの調子がよくなったりとか」
コロナ禍を経て、若い世代の健康志向が高まったことが、白湯が飲まれている大きな理由なんだそうです。
白湯がコンビニで買える時代
10代「コンビニで買って飲みました」
アサヒ おいしい水 天然水 白湯 113円
いまや白湯のペットボトルがコンビニのホット飲料コーナーに並ぶ時代になっているんです!
おととし11月、アサヒ飲料から白湯のペットボトルが販売されました。
ラベルがザラザラしていて和紙のようになっています。
実はコレ、従来のラベルよりも冷めにくくなっているそうなんです。
売れ行きが好調で、当初の販売計画の約3倍に!
人気を受けて、去年9月から通年販売になりました。
そして、若い世代に白湯を飲む人が増えているということで、このようなデータも。
「白湯を飲みますか」という、アンケートデータがあります。
注目は、20代!男性50%、女性も43%。
約半数の人が白湯を飲んでいるという結果になりました。
白湯に期待できる効果は?
若い世代の白湯を飲む、大きな理由が健康や美容のため。
そこで白湯は、本当に体に良いのか?
札幌医科大学 教授 當瀬 規嗣さんによりますと…
白湯は、人にはまったく害がなく“水分補給の観点”でも いいと考えられます。
白湯の定義はないのですが、飲む時の温度は、50℃~60℃を目安にするのがポイント!
“期待できる効果”には、胃腸の働きの促進や血液の促進、リラックス効果などが、あげられるということです。
自宅で白湯の作り方とおすすめの時間帯
札幌の栄養士で料理研究家、熊谷しのぶさんによりますと…
白湯を水道水で作る場合、10分~15分沸騰させます。
沸騰させることがポイントで不純物を取り除くことが大事!
人肌より気持ち温かいぐらいの温度、50℃~60℃まで、冷ましてから飲みます。
ミネラルウォーターやウォーターサーバーは、沸騰させなくてもいいそうです。
電子レンジに入れて、500Wで、2分温めるだけでOK!
おすすめの時間帯は…
起床時:一日のなかでもっとも体温が低いので、白湯を飲むことで温まる
食前:体が温まり消化がよくなる
1回につき200mL程度をゆっくり飲むのがいいそうです。
若い世代に飲む人が増えている白湯、注目してみてはいかがでしょうか。
※掲載の内容は番組放送時(2024年3月11日)の情報に基づきます。