在宅ワーク中に…夫「家にいるだけなのに、なんでご飯作らないの？」「最近太った？」→その後、ヤバ夫を黙らせた妻の“行動”とは

病める時も健やかなる時も共に歩む夫婦。大変な時にお互い支え合える相手がいるのは本当に心強いことですよね。しかし、その大切なパートナーであるはずの夫や妻に無自覚のモラハラを働いてしまう人もいるようで……。

本記事では、「モラハラ男に変貌してしまった夫」についてご紹介します。

仕事の繁忙期に突入した夫が私に…

こちらのエピソードは、フリーランスとして働く20代の女性が教えてくれました。

これは、私が夫と結婚して1年ほど経った頃、実際にあった出来事です。

私の仕事は在宅でできるものが中心。夫は会社勤めだったこともあり、家事は基本的に私が担当していました。結婚当初は夫婦仲も良好で夫も優しく穏やかだったのですが、彼の仕事が繁忙期に突入した辺りで異変が……。

たとえば、私の仕事が忙しく夕食が作れなかった夜、スーパーでお惣菜を購入したら、「家にいるだけなのに、なんでご飯作らないの？」「働いてないんだからちゃんと家事やってよ」と言ってきたのです。

私の仕事は在宅ワークなだけ。会社で働いているのと同様、勤務時間は家の中で「働いて」います。自宅にいるからといって、気が向いた時に働いて自由な時間に家事ができる、なんて甘い世界ではありません。

彼も忙しくてイライラしているのだろう、と反論せず耐えていたら夫の言動はエスカレート。

自分のことは棚に上げて「最近太った？痩せたほうがいいよ」、
共働きで自分は家事をしていないのに「この服ちゃんと畳んでよ」、
自分はしょっちゅう飲み会に行くのに私がたまに外に出ようとすると「友だちとの飲み会にその服で行くの？」とぐちぐち…。

耳を疑うようなレベルの文句まで言ってくるようになりました。

数ヵ月静かに耐えていましたが、これは自覚させなくてはいけないなと思い、彼にされたこととまったく同じことを返すことにしました。

彼の行動に対していちいち粗探しをしたり、振る舞いに「指導」というていで文句をつけたり、といった今まで彼が私に言ってきたことを、真似て返したのです。

最初は非常に怒っていましたが、そこで「そっちも同じことを私にやったよね？自分がどういうことを言ってたか、わかった？」と言ったら、ようやく自覚できたのか、彼の理不尽なイチャモンはなくなりました。

彼の言動は無自覚だったようです。私が同じレベルのことを同じように返したことによって、「自分が妻にしたこと」を理解し、反省したようです。

自分に余裕がなくなると周囲に当たり散らす人は、残念ながらよくいますよね。しかし、この投稿者さんの夫の言動は、もはやモラハラ。

きちんとした大人がやっていい行動ではありません。鬱憤を晴らす目的ではなく、夫に自覚させるために同じことをし返すとは、投稿者さんは冷静ですね。きちんと反省、改心してくれて何よりでした。

提供：フリーランス/20代女性

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています