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新幹線で…酔っ払い上司「ここ2つ空いてるから来い!」私「他の客の指定席ですが…」→社員旅行で起きた“衝撃のパワハラ”に唖然…

  • 2024.5.27
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

気を遣う部分はありつつも、上司や同僚の普段と違った一面を見られる社員旅行。楽しい思い出として記憶している方も多いのではないでしょうか? しかし、中には上司がとんでもないことを言い出して問題になってしまったケースもあるようで……。

本記事では、「新幹線で酔っ払ってパワハラを働く上司」についてご紹介します。

別の人が予約していた席だったのに…

こちらのエピソードは、50代の男性が教えてくれました。

 

これは私が、20年以上前に体験した出来事です。当時の職場で同僚たちと社員旅行に行くことになり、私はもう一人の同期と一緒にその旅の幹事を引き受けていました。

年齢が若いのは私と同期の2人だけで、他の参加者は全員おじさん。どうせ、帰りの新幹線でも酒盛りをするに違いないと思い、酔っ払いの騒ぎに巻き込まれたくなかった私と同期は、帰りの新幹線の切符を手配する際、わざと彼らから少し離れた席を予約しました

車両の一番後ろ、お客さんを気にせずリクライニング機能を使える席で、おじさんたちから離れてゆっくり静かに過ごそうという算段です。

旅行は無事終わり、帰りの新幹線。6人の年長者たちは予想通りすぐ酒盛りを始めました。しかし、そこで事件が発生!

上司たちがワイワイ騒いでいる座席のすぐ近くに、運悪く空席が2つあったのです。

「ここ2つ空いているからお前らここに来い!」酔っ払いながら上司が言いました。

しかし、その席は現段階で空席なだけで、指定席です。その後の停車駅で別なお客さんが乗り込んでくる可能性が大いにありました。

「その席は他のお客さんが予約している席ですよ」「私たちは別な席を予約したので」と説明しても、その上司はパワーハラスメントを平気で行うタイプ。「いいんだよ!」と喚いて聞きません

上司が勝手なことを言って騒いでいるのが徐々に周囲のお客さんにも伝わり、白い目で見られているのが感じられました。正直、他人のフリをしたいくらいでしたよ!

そうこうしているうちに、次の停車駅で、その席を予約したと思われる女性2人が乗り込んで来ました。

しかし、その女性たちは大騒ぎするおじさん集団を見ると「この隣には座りたくないな」という迷惑そうな表情をしました。当然ですよね。私たちですら近くに座りたくないのですから……。

この人たちをパワハラ上司の横に座らせるのは地獄だと思い、私と同僚が予約していた後方の座席へ案内。「ここの席でどうですか?」と席チェンジを提案すると、大喜びで感謝されました。

そして、上司たちの隣に座るべくそちらへ戻ると、なぜかおじさん連中は「えらい、よくやった!」と一言。まるで自分たちが正しいかのような言い草に呆れかえってしまいました。

普段からお世辞にもリスペクトできる行動をとっているとは言い難い上司たちでしたが、皆、仕事はできるタイプだったので当時の自分では彼らを言い負かすことはできず。力の及ばない自分を情けなく感じたのを覚えています。

席を変わった女性たちが喜んでくれたことだけが唯一の救いです。

立場を振りかざす前にすることがあるはず

酔っ払った挙句別の人が予約している座席を占拠し、部下に座るよう強要する上司……。いくら仕事ができても、人としてのマナーを守れないようでは問題です。

立場を振りかざす前に、部下のお手本となるような行動をとれる上司であってほしいものですね。



提供:50代男性

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています