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午後1時25分に…女子トイレの鏡に『ペタペタ』と手形が!? 私「え!?」→帰宅後、母が明かした“衝撃の真相”にゾッ…

  • 2024.5.13
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出典元:PIXTA(※画像はイメージです)

人は亡くなる時、さまざまな不思議体験を通して、お世話になった方にお別れを告げるそうです。中には、小さな頃お別れを告げに来る魂と出会ったことがある方も。

本記事では「小学生の少女がトイレ掃除中に経験したお祖父様とのお別れ」についてご紹介します。

13時25分、掃除を終えたはずの女子トイレの鏡に…

こちらのエピソードは、20代の女性が教えてくれました。

 

これは、私が小学3年生だった時のお話です。

当時、私の通っていた小学校ではランチタイムの後に掃除の時間が設けられていました。私の受け持ちは教室棟から少し離れた管理棟の3階トイレ。男子トイレと女子トイレがあり、私はもう一人、別の女の子と一緒に女子トイレを担当していました。

掃除はいつも通り終わりました。特に変なこともなかったと思います。

13時25分、掃除終了を告げるチャイムが鳴ったので、私たちは男子トイレの様子を見に行くことにしました。

「〇〇くん、掃除終わったー?」男子トイレの入口から聞くと、中から「終わってるよ!」の声。それを聞き、安心して私たちは女子トイレに戻りました

しかし、女子トイレに到着して電気を消し、ふと手洗い場の鏡を見ると、鏡に、手形がついていたのです。

一つではありません。何個も何個も……それはもう、数えきれないほどの手形がペタペタ、ペタペタ……。

「……え?」

何が起こったのかわからず、一緒にいた友人の顔を見ると彼女もポカンとした表情で鏡の手形を見つめています。

「……ヤバいよね?」

ヤバい!ヤバい!私たちは興奮しながら、転がるように女子トイレを後にしました。あまりにドキドキし過ぎてしまい、その話は二人だけの内緒にして下校しました。

(誰かのイタズラだったのかな……)

モヤモヤした気持ちを抱えながら帰宅した私を迎えたのは、何やらいつもとは違う雰囲気の自宅でした。いつも明かりの点いていない奥の座敷の電気がついており、大人たちがバタバタと廊下を走っています。

「ただいま。どうしたの?」

そう首を傾げた私を母が「おかえり」と抱き寄せながら、耳元でそっと囁きました。

「あのね、おじいちゃんが急に亡くなったのよ」

後から聞いたところ、祖父の亡くなった時刻は、13時25分でした。

お別れを告げに来てくれたのかな

小学生の小さな子どもにとっては怖い体験だったのでは?と思いましたが、投稿者さんは「あまり一緒に遊んだことのないおじいちゃんではありましたが、私にお別れを言いに来てくれたんだなって思いました。優しいおじいちゃんだったんだな、と思っています」と仰っていました。

もしかしたら、皆さんの中にも同じような体験をする方がいるかもしれませんね。



提供:20代女性

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています