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薬局で…薬剤師「事務員のあなたは座れないよ?」事務員「怪我をしているので…」→次の瞬間、薬剤師の“衝撃発言”に絶句…

  • 2024.5.28
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

気持ちよく仕事をするには、職場の環境が大事ですよね。同僚や上司、業務内容やシフトなど、皆さんの職場の環境は整っていますか?

本記事では、とある調剤薬局での「事務員と薬剤師との納得のいかない差」についてご紹介します。

ある調剤薬局での薬剤師と事務員の差

こちらのエピソードは、調剤薬局の事務員として働く30代女性が教えてくれました。

 


10年ほど前に、私が働いていた職場でのことです。

私は調剤薬局で事務員として働いていました。しかし、この職場では事務員と薬剤師の格差がひどかったのです。

まず、事務員は薬剤師よりも1時間ほど早く出社し、薬局全体の掃除をしなければなりません。この掃除のほかにも、週に一度の休憩室の掃除がけに共有の水道・トイレ掃除…とにかく掃除ばかりが事務員に押し付けられているように感じました。モヤモヤしながらも、仕事だからと割り切って事務員の同僚と一緒に分担しながら掃除をしていました。

しかし、なかにはどうしても納得のいかないことも…。それは、業務中に座る椅子の違いです。

事務員は背もたれのない固い丸椅子を使用していたのですが、薬剤師は背もたれ付きの座り心地の良さそうな高品質な椅子。椅子にまで差を付けられているのか、とさすがに残念に思いました。

そして、この椅子を巡ってさらに残念な思いをすることに…。

ある日、同僚の事務員が足を怪我してしまい、丸椅子では座るのが大変そうな様子。そこで、薬剤師が座る椅子が1つ余っていたため、同僚はその椅子を借りて仕事をしていました。

すると、後から出勤してきた薬剤師は、椅子に座る同僚に気づき、「どうしてその椅子に座ってるんだ?それは薬剤師の椅子だから事務員のあなたは座れないよ」と冷たく言いました。

「怪我をして足が痛かったので」と同僚が言っても「これは薬剤師の椅子だから」と言って使わせる気はなさそうな薬剤師。

使っていない椅子なのだから、怪我をしているときくらい事務員が座ってもいいのではないでしょうか。同僚が気の毒で理不尽だと感じる出来事でした。

同じ職場で働く社員なのに、なぜ薬剤師だけの待遇が良いのか、怪我をして困っている仲間に思いやりの気持ちや優しさは全くないのかなど、人間としてどうなのかと感じてしまいました。

私は出産を機に退職しましたが、薬剤師だけ高待遇の環境はその後も続いていたそうです。事務員と薬剤師は、業務内容は違うものの同じ職場で働く社員。社員全員が快適で気持ちよく働ける環境が大切なのではないでしょうか。

働く環境の大切さ

業務内容によって職場で使う場所や物が異なることはあるでしょうが、使わず余っていた椅子を、怪我をしている同僚に譲るのは人として当然のことではないでしょうか。

このような職場での差別は、業種に限らず多くの職場でもあるようです。今一度、職場環境に改善すべき点はないか、見直したいですね。



提供:薬局事務員/30代女性

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています