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「日本ならでは」「知らなかった」 大量のトイレットペーパー、理由に5万人から大反響

  • 2024.5.21

「おもてなし」という言葉があるように、ホテルや旅館、デパートなど、さまざまな施設で心のこもった接客を受けることがあります。こんなところにまで気配りが…と驚いた経験のある人もいるのではないでしょうか。

宿泊施設で働くぼんた(@KumanoBonta)さんが、従業員用トイレあるあるについてX(旧Twitter)に投稿すると、4.3万いいねが集まり(2024/5/20時点)、「これ気になってた」「うちもそう」と話題になっています。

宿泊施設の従業員用トイレはどのようになっているのでしょうか。

話題の投稿がこちら!

残り少なくなったトイレットペーパーが予備用として複数並べられています。なぜ使いかけのトイレットペーパーが?と不思議に思う人もいるでしょう。

じつは、客室で使われていたトイレットペーパーを従業員用トイレで再利用するために置かれているのです。

SDGsの観点から、減ったらすぐに交換ということはなくなりましたが、宿泊者が気持ちよく利用できるように、ある程度の長さになると交換しているホテルが多いようです。

客室にある残り少なくなったペーパーはどうしているのだろうと気になっていた人もいるかもしれませんが、こうして従業員の方たちが使い切ってくれていたのですね。

交換目安を設定して交換

投稿者さんにこちらの取り組みについて詳しくお伺いしました。

---客室用のトイレットペーパーは、どのくらいの残量になると引き下げることになっているのでしょうか?

「トイレットペーパー残量交換目安は、外周のペーパー部分の厚みがおおよそ1センチ未満になった頃です」

---従業員用のお手洗いに、新品のトイレットペーパーが設置されることもありますか?

「あります。施設の性質上、宿泊者がいない期間もあり、客室のお下がりを使い果たしてしまったときは新品を使用します」

---お客様へのおもてなしの心と、環境に配慮した素晴らしい取り組みだと思います!

「初めて知った!」と「商業施設あるある!」の声

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。

裏ではこんなことになってるのね
きちんと使われているようで安心です
従業員さんたちでお客様の残りを使い切るエコロジーの心の良さ
日本ならでは
知らなかった

ほかの施設でも

商業施設あるある。宿泊施設だとデパートとかよりももっと多いんだろうな
宿泊施設だけでなく、うちのスーパーもそう
飲食店だけどまじでこれ
うちの式場もこれだー

使いかけのトイレットペーパーの行方について初めて知ったという人がいる一方で、飲食店や式場などでは「あるある」なようです。

多くの施設でお客様のことを考え、見えない努力をしてもらっていることに感謝したいですね。



取材協力:ぼんた(@KumanoBonta)さん