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店員「そんな割引券ない」→3人の店員が集結しても進まない会計に…しびれを切らした客「もう…」

  • 2024.5.25
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割引券やアプリ上のクーポン、ポイントなど、最近はお得なサービスが数多くありますよね。せっかくならお得に買い物をしたいものですが、ときにはトラブルも発生するようで…。

本記事では、割引券の利用を巡っての「頭を抱える会計トラブル」についてご紹介します。

ネットの割引券を使おうとしたら…

こちらのエピソードは、専業主婦の50代女性が教えてくれました。

 


半年前、近所の薬局で買い物をしたときのことです。

スマホの広告で近所の薬局の割引券を見つけたので、その薬局で買い物することに。毎日のように通っている薬局だったため、いつものように買い物してレジに並びました。

ところが、スマホの割引券画面を提示したところ「そんな割引券はありません」と言われてしまったのです。私が見間違えたのかな、それとも期限が切れていたのかも…店員さんが言うなら仕方ないか…としぶしぶ割引券を引っ込めることに。

しかし、会計をしてもらいながらもう一度割引券の画面を確認してみたところ、どう見ても薬局の名前も利用できる期間も合っています商品3点が15%オフになる割引券だったので、やはり納得できません。

言いにくいと思いながらも、少し強い口調で「もう一度確認してください。店の名前も利用期間も合ってますよ!割引券が使えないのはおかしいのではないですか?」と店員さんに伝えました。

しかし、店員さんは「ですから、その割引券は知りません」の一点張り。そのうちに、私たちの様子に気付いた店長さんがやって来ました。

店長さんにもスマホの割引画面を見せたところ、店長さんは割引券を見て何やら考え込んでいる様子。そして、レジの後ろの棚から1枚の紙を出してきました。その紙は、まさに私が持っている割引券の扱い方の紙

店長さんは「お客様、こちらの券は確かにこの店の割引券で今すぐ使えるものです。大変申し訳ございませんでした」と謝罪。

これで無事に会計をしてもらえる…と安堵していたのですが、店員さんと店長さんはレジ操作に苦戦し始めました。どうやら割引券の使い方がわからない様子。ついにはレジのチーフも出てきて3人がかりでやり始める始末

私は以前に仕事で長年レジをこなしてきており、この薬局で扱っているレジも使ったことがあるものでした。そのため、割引券処理のやり方はわかっていたのですが、客の立場では手を出すことができません。

しかし、10分以上レジ操作に四苦八苦しており、ずっと立って待っていた私は腰が痛くなってきてしまいました。そこでしかたなく「もうこのボタン押してこのバーコードスキャンすればどうですか」と伝えることに。

3人が私の言った通りに操作をすると、ようやく割引券を使えて会計が終了。店長さんには「このクーポンは初めてでしたので、気づかず申し訳ありませんでした。やり方もわかってとても助かりました」と言われました。

長く待たされて怒りたい気持ちはあったものの、最後は私と店員さん3人に謎の一体感がうまれ、そんな気持ちもなくなりました。

私は以前に、大手スーパーの薬局で働いたことがあったので、割引券など支払い項目の異常な多さは知っていました。全部把握するのは本当に大変なことです。

とはいえ、客の立場となると待たされてしまうのはやはり苦痛です。痛い腰がさらに痛くなるほど待たされて怒りたかったのですが、レジの人たちも集合して頑張ってくれたので、最後は「大変だったな」という印象でした。

これを機に、客のためにも社員のためにも、全部の割引券の把握ができるように本社が何かしらの対策をとってほしいと感じました。

レジ操作の複雑化

一昔前は、現金払いまたはクレジット決済が主流で、割引券といっても紙製のものがほとんどでした。しかし、現在は支払い方法にしても現金とクレカ払いのほかに、電子マネーやポイント払いといった多種多様なものがあります。

さらに、アプリ内で発行されるクーポンや条件を満たした場合に使える割引券など、サービス券の種類や使い方もさまざま。

レジを扱う店員さんはたくさんのことを覚えなくてはならず、レジ操作が難しくなっているのかもしれませんね。



提供:専業主婦/50代女性

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています