1. トップ
  2. 優しかった叔父が…ある日突然借金取りが家に来て→「この家が担保になっている」?!→叔父の“知られざる一面”に画面蒼白

優しかった叔父が…ある日突然借金取りが家に来て→「この家が担保になっている」?!→叔父の“知られざる一面”に画面蒼白

  • 2024.5.24
  • 9623 views
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

普段は穏やかで優しいのに怒ると怖いといった二面性をもつ人はいますが、それも度が過ぎると恐ろしいものです。「思っていた人と違う…」と感じたことはありませんか?

本記事では、優しかったはずの伯父の「恐ろしいもう一つの顔」についてご紹介します。

よく遊んでくれた優しい伯父

こちらのエピソードは、パートの30代女性が教えてくれました。

 


私が大学生のときに母から聞いた話です。

20年ほど前、私が小学生だった頃、母方の祖父母と同居していました。物心ついたときから母と祖父母と暮らしていましたが、その頃は2ヶ月に1度ほど、伯父が遊びに来ていました

母には歳の離れた兄がいて、東京で会社経営をしていたそうです。私たちが住んでいた家の近所にお得意様がいるとのことで「ちょっと出張ついでに」といっては我が家に来て、一緒に遊んでくれたり勉強をみてくれたりと可愛がってくれました

私にとっては「優しい伯父」だったのですが、そのときすでに、伯父は裏で恐ろしいことをしていたのです。

ある日学校から帰って宿題をしていた私。すると、いつもは温厚な祖父の怒鳴り声が聞こえました。

なんと、祖父のもとへ借金取りが乗り込んで来ていたのです。なぜこんなことになったかというと、伯父が無断で私たちの住んでいた家を担保に多額の借金をしていたというのですから、びっくり!

さらに伯父は借金を踏み倒していたらしく、借金取りが祖父のもとへ来ていたのでした。

我が家に遊びに来ていた伯父は、実は黙って印鑑などを持ち出していたようなのです。そんなことも知らず、私は優しい伯父だと思い、一緒に遊んでもらっていたのでした。

たしかに伯父は急に遊びに来なくなり、私も何か変だとは思っていました。とはいえ、まさか家を担保に借金をしていたとは思いもしませんでした。

後から聞くと、祖父母には伯父から何度も借金の申し入れがあったそうです。その度に申し入れを断っていたようですが、家が担保にされて借金取りがうろつくとなると「孫が危ない」と思い、祖父母は老後の貯金や宝飾品を処分して泣く泣く立て替えたとのこと。

私にとっては本当に優しい伯父だったので、そんな人が私や母(彼からしたら実妹)の生活を脅かすようなことをするとは信じられませんでした。

しかも伯父は、祖父母が「自分たちに何かあったときに」と教えてくれた金庫の番号や書類の場所などを悪用していたのです。もしかしたら「孫のためなら金を払う」という祖父母の性格をわかってやったことかもしれません。

私にとっては初めて人の二面性やずるがしこさを知った出来事で、大人になってお金に困っても、絶対伯父のようにはなるもんかと思いました。

恐ろしい二面性

当時は優しいと思っていた伯父さんが、裏でそのような悪事を働いていたとなるとショックは大きいでしょう。姪のことは本当に可愛がっていたのかもしれませんが、それなら勝手に家を担保に入れることなく、どうにかお金の工面をしてほしかったですね。

職場と家とでの振る舞いが違ったり、本音と建て前を使い分けたりなど、誰にでも多かれ少なかれ二面性はあるものでしょう。とはいえ、人を悲しませたりがっかりさせたりするような面があるのは残念でなりませんね。



提供:パート/30代女性

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています