姉の結婚式で…母「ご祝儀に『5万円』も包むの？」私「いや…」→次の瞬間、母の“衝撃発言”に唖然…

大切な晴れの場である結婚式。仲の良い兄弟姉妹の挙式には張り切って臨む方も多いことでしょう。しかし、結婚式で渡す「ご祝儀」でひと悶着起こるケースもあるようで……。

本記事では、姉の結婚式で母親が口にした「ご祝儀に関するびっくりするような発言」についてご紹介します。

姉へのご祝儀をケチらせようとする母に…

こちらのエピソードは、30代の女性がくわしく教えてくれました。

これは十数年前、姉が結婚する際に起こった出来事です。

2歳上の姉が結婚することになったので、ご祝儀として5万円包むことにしました。当時20代前半だった私にとっては決して安い金額ではありませんが、大好きな姉の結婚です。「おめでとう！」の気持ちを込めてしっかりご祝儀を渡すのは、私にとって当たり前のことでした。

しかし、私のご祝儀の額を知った母は急に「5万円包むの？あんたは3万円でいいわよ」と言ったのです。

3万円？いや、3万円は親しい友人の結婚式に包む相場では？確かに年齢的に考えれば3万円でもいいのかもしれませんが……でも、私は5万円がふさわしいと思ったのです。

思わぬ言葉にフリーズしてしまった私に、母はなおも衝撃発言を続けます。

「あんたは独身でしょう？あんたが結婚する時、お姉ちゃん夫婦のご祝儀は2人で5万円が相場じゃない？そうなると一人あたり2万円5千円になるから、あなたも渡す金額は3万円でちょうどいいと思うのよね」

謎理論です。正直、何を言っているのかと思いました。ドン引きです。「姉夫婦のご祝儀は2人で5万円が相場」ってどこから出てきた話でしょう？

母には昔から倹約家の気質がありましたが、質素倹約とドケチは別もの！身内のお祝い事に関するお金を節約しようとするなんて、私にはあり得ない考えです。

「私は働いているし、大好きなお姉ちゃんの結婚式ではしっかりご祝儀を出したい！せっかくのお祝い事なんだよ？気持ちよくお金を出させてよ」そう反論すると、母はまだ何か言いたそうにしていましたが、話を切り上げてどこかへ行ってしまいました。普段あまり怒らない私が声を荒げたから驚いたのかもしれません。

姉はこの騒動を知らず、結婚式自体も滞りなく終わりました。でも、私のモヤモヤはしばらく晴れませんでした。今でも思い返すと嫌な気分になるほどです。

この時抱いた「祝いの席は気持ちよくお金を出したい」という気持ちは、ずっと大事にしようと思いました。

ご祝儀の金額は、地域や家庭環境、その人の懐事情によって変わることが前提ですが、この投稿者さんのように、社会人になりたてで未婚の妹や弟の場合、3万円～5万円が相場。お母様の言うように3万円でも問題はありませんが、投稿者さんのように「せっかくだから5万円包みたい」と思う方も多いようです。

その後の「姉夫婦のご祝儀は2人で5万円が相場」という認識は、あまり一般的ではありません。姉夫婦や兄夫婦から妹や弟へのご祝儀であれば、7万円～10万円ほどが相場です。

友好的な関係のご姉妹のようなので、お姉さんが「まだ働き始めの年若い妹から5万円はもらいすぎかも」と感じたら、もしかしたらプレゼントや食事などなんらかの形で返そうとしてくれるかもしれません。

お母さんにはお母さんなりのお考えがあったのかもしれませんが、常識はずれの額ではないので、せっかく「大好きなお姉ちゃんを祝いたい」と考えた投稿者さんの気持ちに水を差す必要はありませんよね。

提供：会社員/30代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています