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製造会社の現場実習で…新人が“とんでもない失態”を!?→新卒「誰も見てないかったから…」反省感まるでなしの“言い訳”に唖然…

  • 2024.5.22
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出典元:PIXTA(※画像はイメージです)

教育係として社内で後輩の指導にあたったことのある方も多いことでしょう。 中には「伝えたことをなかなか理解してもらえない」と悩んだ経験のある人もいるのではないでしょうか?

本記事では、新入社員研修で出会った「あきれてしまうような新人」についてご紹介します。

うっかりミスかと思いきや…

こちらのエピソードは、60代の女性がくわしく教えてくれました。

 

これは5年前、私が製造業の会社に勤務していた時の出来事です。当時、私は人事課で社内研修を担当していました。

新卒で入社してくる新入社員の研修も私が担当。正式な配属先が決まるまでの3ヶ月間、働く上で大切なことをしっかり教えます。

製造業の新入社員研修には、ほとんどの場合、工場での現場実習が含まれます。安全具の取り付け方や安全靴の履き方がわからなくては困りますからね。3週間ほどですが、現場に慣れてもらうための重要な実習です。

問題はその現場実習で起こりました。ある日、実習をお願いしている工場現場の責任者から電話が入ったのですが……なんと、内容は「預かっている新入社員が、安全靴で入ってはいけないエリアに入って床を汚してしまった。すぐに来てほしい」というもの。

「え!?」と思い、私は慌てて掃除用具を持って現場へ直行。問題を起こした新入社員は別室で待機させられていたので、彼と一緒に責任者の方に何度も頭を下げました

謝罪を終え、その新入社員と一緒に汚してしまった床の掃除に向かう途中、二人きりになったので、彼に「なぜ、安全靴で入ってはいけないエリアに入ってしまったの? 見える位置に『土足厳禁』の貼り紙があったでしょう? 見えなかった?」と尋ねました。うっかり間違いは誰にでもあります。事情を訊いて、ミスを繰り返さないようにしてもらおうと考えたのです。

しかし、彼の口から飛び出したのは驚きの一言!

「いや、靴を脱ぐのが面倒だったんですよね」

ポカンとしてしまった私に、その新入社員はさらに「誰も見てなかったからわからないと思って」と続けました。まったく悪いと感じていない様子で、反省する気配はゼロでした。

こんなことではいけない! しっかり教育しなくては! そう思い、彼に色々と言って聞かせたのですが…。

なんと彼は「あなたは今まで何も間違えたことはないのですか?」と一言。

あまりの開き直りぶりに、ほとほと呆れ果ててしまいました。

「この子は今までもこのような生き方で言い訳をしながらやって来たのだろう。学生時代よりずっと厳しい社会人生活を無事に送れるのだろうか?」そう不安になりながらも一応必要なことを教え、3ヶ月後現場に出しましたが……残念なことに、彼は配属された職場でもたびたび問題を起こし、2年後に退職してしまいました

いつか大切なことに気づいてほしい

うっかりミスならまだしも、わかっていて規則を犯し、しかも開き直るなんて! 困った新入社員もいたものです。指導役である大先輩の投稿者さんが謝ってくれているのにまったく反省しないとは、業務の指導以前の問題ですね。

しかし、何度周囲の人がたしなめても「仕事で規則を守る重要性」や「人の信頼を裏切らない大切さ」を理解できない人間もいます。退職してしまった彼が、いつか大切なことに気づいてくれることを祈ります。



提供:60代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています