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アニメ『怪獣8号』第一話で“主人公が怪獣になる”衝撃の展開に「衝撃の始まり」「そうくる?」

  • 2024.4.25
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(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社

2024年4月13日から、新アニメ『怪獣8号』がスタートしました。
物語の舞台は、日常的に怪獣の脅威にさらされる日本。怪獣を討伐する「日本防衛隊」の入隊を目指していた日比野カフカは、夢をあきらめ怪獣専門清掃業で働いている。防衛隊第3部隊隊長として活躍する幼馴染・亜白ミナと交わした「ともに怪獣と戦う」という約束を思い、やるせなさを感じる日々。そんなカフカは、防衛隊員を志す後輩・市川レノと出会う。そして、市川との出会いをきっかけに、再び夢を追う決意を固めるー。

怪獣という非現実的な設定にも関わらず、思わず共感するリアリティさ

怪獣と言うからには、非現実的な世界を舞台にした物語かと思いきや、「少子化の煽り」などといったフレーズが出てくるなど、現実さを感じられる世界観だ。怪獣の脅威にさらされるということを除くと、ごく普通の現代という印象を受ける。
主人公の日比野カフカは、怪獣専門清掃業者に勤める32歳。子どもの頃に幼なじみのミナと怪獣から人々を守る防衛隊になろうと約束するも、ミナだけが合格してカフカは落ちてしまった過去をもつ。ミナの活躍をテレビで見ながら、過去への未練を断ち切ろうとするシーンなど、夢をあきらめて生きていくアラサーの姿にリアリティを感じる。

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(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社

SNSでも、「主人公がおっさんで同期が大活躍しているところがリアル」「夢あきらめてるところから始まる渋さと人間臭さがたまらない」「夢をあきらめて人生に折り合いをつけないとやってられない」などと共感の声があがっている。怪獣という非現実的さがありながら、世界観や主人公のスペックによるリアリティさに他人事とは思えない視聴者も多くいるだろう。

夢を追う若者と大活躍する幼なじみに触発されていく

カフカの勤める怪獣専門清掃業者に、防衛隊員を志す市川レノがアルバイトとして入社してくる。レノは、カフカが過去に防衛隊を目指していたことを知ると「なんで諦めちゃったんすか」と直球で質問。
「自分の才能の壁にぶち当たった」「お前も年取ったらわかるよ…」と笑いながら話すカフカに対して、「わかんねえす」「俺は諦めないんで」「わかりたくもないけど」と厳しい言葉をぶっきらぼうに発するレノ。笑顔を作りながらも、「どう答えたって俺がみじめになる」「諦めるのってそんなに悪いことですか」というカフカの心の声に動揺を感じる。

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(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社

夢を諦めたカフカに対して冷たい言葉を投げたレノだが、厳しい業務でも全力で取り組む姿や自身への熱心で優しい指導に、レノは心打たれていく。そして業務終了後に、防衛隊の募集が33歳未満に引き上げられたことをレノはカフカに伝えるのだ。「諦めた話してる時、すげー寂しそうな顔してたから」怪獣防衛隊への再挑戦を薦めるような発言のあとに、「いや、マジでどうでもいいんで」「遠慮なくあきらめてくれていいんすけど」と話すレノに、ネットでは「ツンデレ後輩」「初めは生意気だと思ってた後輩くんもツンデレっぽくて可愛い」など大好評。

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(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社

しかし、直後に怪獣が出現し、カフカはレノを逃して怪獣と戦う。戦闘の中でカフカは足を負傷し、レノが参戦するも絶体絶命のピンチを迎えてしまうのだ。自身の無力さを感じ、防衛隊を目指すと決意した幼少期や防衛隊を諦めた過去などを思い出し、敗北を覚悟した瞬間に何者かが怪獣を攻撃。

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(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社

怪獣を倒してカフカとレノを救ったのは、なんと幼なじみで怪獣防衛隊の亜白ミナだった。意識を朦朧としながら、ミナを見つめそのまま病院へ搬送されたカフカ。「ミナすげぇな」「すっかり手の届かないところにいっちまった」と改めて幼なじみと自身の差を実感している様子も印象的だ。

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(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社

自分が諦めた夢を志す後輩との出会いや目指していた世界で活躍する幼なじみとの再会、さらに、命の危機を感じたカフカの心は大きく動く。目標や夢、やりたいことを諦め、折り合いをつけて納得していたはずなのに、ちょっとしたことがきっかけで当時を思い出し心がざわついてしまうなど、カフカと似たような感情を感じたことのある人も多いのではないだろうか。

これからカフカが夢に挑戦する物語が始まると予感させた矢先、1話のラストでは謎の珍獣が出現!そして主人公が怪獣になってしまうという予想外な展開に…!SNSでは、「衝撃の始まり!」「そうくるの!?」とのリアクションが。アラサー主人公のカフカとツンデレなレノ、防衛隊隊長のミナ。個性豊かな登場人物が繰り広げる物語の今後の展開に期待だ。

「夢の共演」「迫力えぐ」制作会社は超強力タッグが実現!

今作でアニメーション制作を担当しているのは、「PSYCHO-PASS サイコパス」や「攻殻機動隊」シリーズなど、圧巻の作画演出とミリタリー/メタリックの表現に定評のある「Production I.G」。そして、怪獣デザインとワークスを「エヴァンゲリオン劇場版」シリーズなどを手掛ける「スタジオカラー」が担当している。超強力なタッグで描いた映像美にSNSでも、「もう映画だな」「背景が綺麗で怪獣に被害を受けた街の様子がすごくリアル」「夢の共演」と大盛り上がり。

怪獣の動きやアクションに、「アニメの迫力は違うな」「迫力えぐ」「映像のクオリティがハンパない!!」原作ファンも納得の様子が見受けられました。今後の本格的な戦闘シーンにも期待が膨らみます。


『怪獣8号』毎週土曜夜11時
[タイトル]第1話 怪獣になった男
[番組URL」https://abema.tv/video/title/19-190
日常的に怪獣が人々をおびやかす世界。怪獣を討伐する「日本防衛隊」への入隊を志していた日比野カフカは、いつしかその夢を諦め、怪獣専門清掃業で働いていた。「二人で怪獣を全滅させよう」かつてそう誓い合った幼馴染の第3部隊隊長・亜白ミナの活躍と、防衛隊を目指す後輩・市川レノとの出会いをきっかけに再び夢を追い始めるカフカ。しかしその矢先、謎の小型怪獣によって強大な力をもつ“怪獣に変身”してしまう!「怪獣8号」と名付けられ日本中から追われる存在になったカフカは、それでも防衛隊員への夢を諦めず、怪獣災害に立ち向かうのだった―。

【(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社 】
ABEMA放送情報:
『怪獣8号』の最新話は、「ABEMAアニメチャンネル」にて毎週土曜日夜11時より無料放送。放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。

※記事内の情報は執筆時点の情報です。