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どうして私はモテないの? 専門家が教える「モテない人」の5つの行動パターン

  • 2024.3.28
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恋人が欲しいのに、なかなかできないと悩むあなた。その原因はあなたにあるのかも?縁遠くなりがちな行動をフランスの専門家が指摘する。

Illustration: Malte Mueller / Getty Images/fStop

モテないのには理由がある。

恋人が欲しいのに、なかなかうまくいかない。愛想は悪くない方だし、出会いのチャンスもある。なのに、どうも発展しない。デートをしても次のお誘いがこない。大勢が集まるパーティーでもダメだった。こうして少しずつ自尊心が傷ついていき、毎日がつまらなく感じるように。

でも「私たちは誰でも恋愛能力を持っています」と心理学者で心理療法士のリーヌ・ムレイは言う。せっかく出会っても恋愛に結びつかないのは、なんらかの心理的抑制や行動パターンのせいだそうだ。それはどんなものなのだろう。

1. 受け身すぎる態度

自分から行動を起こさず、相手からのアプローチを待つような受動的な態度になっていないだろう?

「どうすればいいかわからない、自分はいつも友達どまり、とやけになる人もいますね」とリーヌ。だがそれは自己防御反応のせいかもしれない。

苦しみたくないし傷つきたくもない。だから恋愛の第一歩を自分から踏み出そうとしないのだ。

2. 完璧な自分しか見せない

誰だってできるだけ素敵な自分を見せて好かれたい。でもやりすぎて「完璧な」自分しか見せない人がいる。「しかしながら、個性というものは、欠点とか性格の癖から生まれるものです。魅力的に見せようとして、こうした部分を全部隠してしまうと、薄っぺらで近寄りがたい人という印象を与えてしまいます」とリーヌ・ムレイは指摘する。そうするとなかなか恋愛に発展しなくなる。

逆にありのままの自分をさらけだせば、ちゃんと自分に興味を持ってくれる相手が出てくるかもしれない。

3. 相手への要求水準が高過ぎる

相手に求める基準を高く設定しすぎることで、縁遠くなってしまう場合もある。「どういう相手がいいか、あまりにも正確なイメージと高い要求水準があるため、そこから外れている人から好意を寄せられても、気づきもしなかったりします」と心理学者は説明する。

この傾向は出会い系アプリやSNSの普及で強まったそうだ。「多くの人と簡単に繋がれるため、こうしたプラットフォームでは付き合うのも別れるのも速いです。簡単に代わりが見つかると思えば、相手のことをじっくり知るより、ちょっとでも嫌な点があれば、すぐに次、ということになってしまうのです」とリーヌ・ムレイ。

4. 不適切な相手ばかり選んでしまう。

うまくいかないとわかっている相手を選んでしまうこともある。「たとえば、もう相手がいたり、既婚者だったり、遠くに住んでいる人としか付き合ったことがない」という場合、そうした人を選ぶ癖がついているのではないか、とリーヌ・ムレイは指摘する。

それは単なる偶然というよりも、「自尊心が低く、自分が原因で別れることには耐えられない。なので、どうせうまくいかない相手にしか好意を抱かないのです」

5. なんらかのトラウマがある。

過去に傷ついた経験がある場合、それがその後の恋愛に影響を及ぼすことがある。たとえば両親の行動に影響されている場合がある。「両親がしょっちゅう喧嘩していたり、夫婦仲が悪かったりした場合、それが子どもの恋愛観に悪影響を与えることがあります」と心理学者は指摘する。

相手に対して警戒心が強くなり、なかなか打ち解けられず、冷淡な態度をとって距離をおいてしまうため、やがて相手も足が遠のく。過去の失恋が同じような防御メカニズムを引き起こすこともある。

悪循環

こうした行動パターンは悪循環を引き起こし、恋愛のチャンスがどんどん減ることになる。「誰にもモテないと思いこむと、自分を卑下しはじめます。自分に問題があると思うようになるのです。自尊心は低下する一方で、誰とも打ち解けなくなり、恋愛のチャンスはさらに遠のきます」とリーヌ・ムレイは言う。そうするとまたしても不適切な相手を選んでしまったり、気になる相手につれない態度をとってしまう。

この悪循環を断ち切るためには、なぜ恋人が欲しいのかをまずはじっくり考えるよう、心理学者はアドバイスする。

「恋人ができれば毎日が充実するだろうと過剰な期待をしていませんか?独りでいることが問題だとかつらいと思わず、この時間は自分自身を発見して好きになり、自分を磨くための豊かな時間だとまず考えることです」

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