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小学生で「ASD診断」ショックよりも良かったと思えた理由

  • 2024.3.28
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はちみつこ(@hachi_mitsu89)さんのお友達りっちゃんが、子どものちいちゃんの発達について気がかりになったのは5歳の時。しかし夫の反対もありそのままになっていました。でも、ちいちゃんが小学校生活で苦労していることを知り、ちいちゃんをよく理解するために発達検査を受けます。その結果、ちいちゃんには自閉スペクトラム症があることがわかりました。子どもにつらい思いをさせないと決意した日から、変わり始めたのはりっちゃん自身でもありました。

ちいちゃんの障がいに向き合い、生活がスタートしたさなか夫から転勤をつげられたりっちゃん。しかし、帯同はあっさりと拒否します。家族のことに全く協力をしてこなかった夫を見事に一刀両断しました。


夫の反対を押し切り、母親としてちいちゃんにできることを全力で努めた結果、良い方向に進みだしたりっちゃんとちいちゃんの生活が始まりました。

学校は、自分にとって心地のいい相手ばかりではないですよね。ちいちゃんの特性に突っかかってくる子もいるけれどそれが全てではないと思います。自分に味方してくれる子もいて、色んな出会いがあるなかでちいちゃん自身もゆっくり順応する方法を身に着けられたらいいですね。

子どもを理解し、適切な支援を受けるために

子どもの発達について指摘を受けると、親としては焦る気持ちになりますよね。わが子の発達にほかの子どもと異なる点が多かったり、発達障害の特徴に当てはまったりしても、つい「考えすぎだろう」「いずれ他の子に追いつくはず」と考えてしまうことはありませんか。

発達検査を受ける意義は、決して「この子には障害がある」というレッテルを貼ることではありません。わが子にとって世界がどんな風に見えているか理解しながら、その子自身が必要としている支援やサービスにつながることに意味があります。

診断を受けて適切な支援を受けることで、発達障害のある子どもの生活上の支障は減らすことができます。しかし「うちの子は発達障害じゃない」「支援がなくてもしつけで追いつける」などと誤った見通しや期待を持つと、親子ともに苦しむ結果になりかねません。

子どもの発達障害には専門家がいます。「わが子のことは親が一番知っているはず」と思っても、子どもにとって必要な支援や成長に合わせた声かけなどの知識を得るなら、専門家の力が必要になるでしょう。早めにプロに相談し、知恵を借りることは、親にとっても子にとっても大切なことですね。

著者:ママリ編集部

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