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母「ハイ、お弁当」息子「いらない」【反抗期に悩む母】『千円札』を渡し → 弁当作りを放棄すると!?

  • 2024.3.28

息子が高校生になった時、なんだか昔と違うと筆者の友人は感じたそうです。
小さい時は、なんでも母親の言うことを素直に聞いて、口答えすることなんてなかったのに……。
毎日、学校に持参するお弁当絡みでまさかの反抗期がやってきたという話を友人から聞きました。

画像: 母「ハイ、お弁当」息子「いらない」【反抗期に悩む母】『千円札』を渡し → 弁当作りを放棄すると!?

進路で揉めることもなかったのに……

息子とは中学から高校に上がる際に、進路で揉めることもありませんでした。
他のお宅は、どこの高校に進学するのか商業科に行くのか普通科に行くのか?
などといった進路トラブルが起きて大変だった! などと話に聞きました。
ですがうちの子はすんなり、お母さんのアドバイスを参考にして、就職に有利な工業高校にする! と言ってくれて、助かりました。

高校に上がって、反抗期に突入したようです。

ですが、高校に上がってしばらく経った頃のこと、息子の様子が変なのです。
うちは栄養のバランスを考えて私が手作りしたお弁当を毎日持たせていたのですが、
急に、「お弁当要らない!」と息子に言われてしまいました。
理由を尋ねると、
「野菜ばっかりで嫌だ。周りの友達はハンバーグとか卵焼きとか俺の好物ばっか入ってんだけど!」とのことでした。それから、コンビニで昼食を買っている子も多いと聞きました。

お金を渡して様子を見ることにしました。

私は、息子にお金を渡して様子を見ることにしました。
千円札を手渡し、昼食代に充てるよう息子に告げたのです。
息子のお金がなくなったら、再度追加で千円札を渡すルールです。
息子は喜んで、お金を受け取り、今後はコンビニや近くのスーパーで
自分の好きなお弁当を買うことになりました。

半月ほどで、息子が……

コンビニ弁当や、スーパーのお惣菜弁当を喜んで食べていた息子ですが、
お金を手渡して半月ほど経過した頃でしょうか、なんだか様子が変なのです。
もじもじしながら、
「お金はもう要らない。少しの期間、出来合いの弁当に頼ってみたけど、味が濃くて飽きてしまった。それに、野菜も少ないせいか、なんだか身体の調子が悪くなった。
やっぱり、お母さんの作ってくれるやつがいい」と謝罪の言葉をくれました。
少しの間でしたが、息子の反抗期は終わり、元の手作り弁当に戻りました。
早起きは大変だけど、息子の健康を守るために、母は頑張ります!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:雲川 はるさめ

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