昭和の考え方って実はアリ？ 「アッシーくん」「メッシーくん」の存在、草食化が進む令和にマネしたい “昭和魂”

令和に取り入れたい“昭和の考え方”

昭和の考え方は度々、「古い」「ハラスメントだらけ」「耐えられない」などの意見が多いですが、なかには「取り入れても良いのでは？」という話もあります。草食系男子という言葉が流行り、恋愛に積極的ではない男性が目立つ世の中で、ギラギラしていた昭和男子を良いと思う女性もいるのではないでしょうか？

本記事では、昭和の考え方でも「アリじゃない？」というものをピックアップして紹介していきます！

上昇志向が強い

昭和の人は、上昇志向が強く一刻も早く「出世をしたい」「給与を上げたい」と考える人が多かったようです。バブル時代は、「稼いでは使い、遊ぶ」ことが常態化し、より稼ぐために上昇志向がメラメラと燃え上がっている人が多くいました。

その一方で、平成世代は仕事面でどのようなモチベーションを持っているのか？ 社会人教育ベンチャー「EdWorks」が、20代の201人を対象に行った、上昇志向に関する意識調査結果によると、「会社で昇進したいと思うか」の設問で59%が「どちらでもない、あまり思わない、まったく思わない」と回答しています。

この結果から、半数以上は昇進に対してそこまで意欲的でないことが判明。上昇志向が強い世代が多いことは、日本全体が前向きであることの証拠でもあるため、昭和の常識が少しでも反映されるとよいのかもしれません。

男性が恋愛に積極的

ソニー生命が行った「平成生まれと昭和生まれへの意識調査：恋愛に対する考え方」のアンケートでは、LINEでの告白、デートでの割り勘について、昭和世代に比べて平成世代は肯定派の意見が多く見受けられました。

現代では、「草食系男子」と恋愛に消極的な男性が目立つ中、昭和では、女性に送り迎えを任される男性「アッシーくん」や、食事を奢ってくれる「メッシーくん」など、女性を落とすために積極的な男性の呼称があるほど、肉食ぶりが目立ちました。

そんな一方、令和を生きる女性たちの恋愛への積極度は、平成生まれの方が高い結果がでています。草食系男子が多い現代では、女性の方が強いといえるのかもしれません。現代の男性に物足りなさを感じている女性は、昭和の考えをもった男性が良いのかもしれません。

情にアツい人が多くいた

昭和世代は、情にアツい人が多く「同僚や部下が困っていたら助ける！」という人がいたと言います。現代では、「迷惑だったらどうしよう」「嫌がられたらどうしよう」という思いが先行し、助けない選択を取る人も多いのではないでしょうか。その中で、情にアツい昭和世代を見習って、人の懐に入り込めるスキルは強みになるといえるでしょう。

【まとめ】 昭和と平成、それぞれの良さがあると思いますが、圧倒的に草食系男子が増えている昨今。昭和男子のように羽振りがいい人も中々見かけなくなってきましたね…。いい意味でさっぱりしている平成世代ですが、時には昭和世代の“情”深い一面を見習ってみるのもいいかもしれませんね！

（イチジュ）