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子連れ外食で、子どもの面倒を「ママに丸投げするパパ」→ 一口もご飯を食べられないママに、救世主が!?

  • 2024.3.28
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外食って楽で美味しいし最高ですよね。家では難しい調理の物でも、出来立てを熱々で食べる事が出来るというのも、外食の魅力。
そんな外食中に、モヤモヤする出来事を見てしまったA子さんから聞いたお話をご紹介します。

画像: 子連れ外食で、子どもの面倒を「ママに丸投げするパパ」→ 一口もご飯を食べられないママに、救世主が!?

近所のお気に入りのご飯屋さんへ

A子さんが1人で近所の飲食店に入った時の事です。
夕飯の時間帯にしては早めだったので、席も待つことなくスムーズに座ることができました。
普段からよく利用するお店で、店は小さいけれどお酒やつまみの種類も豊富。
がっつり食事も出来るし、ちょい飲みにも最適なこのお店を気に入っていました。

そして頼んだものが届き、美味しく食べていた時でした。
隣のテーブルに、夫婦と幼い子ども2人の4人家族が着席したのです。

笑顔でメニューを見る子どもを眺め、微笑ましいと思ったのは最初だけでした。
少し時間が経つと、徐々に違和感を感じてきたのです……。

熱々を食べている夫。その時妻は?

父親はゆっくりお酒を飲み、熱々の唐揚げを美味しそうに食べていました。
お店の名物である唐揚げは、出来立てで食べると本当に美味しいのです。

しかし、母親は一口も食事をしていません。
子ども1人を抱っこしてもう1人に食べさせているので、食事なんて出来るわけがなかったのです。
バタバタと子どもの世話をする妻を横目に、父親は無言でケータイばかり見ていました。

美味しそうにゆっくり食事をする夫、一口も食べられない妻。
もしかすると途中で交代するのかな? なんて思ったのですが、一切交代するような気配はありませんでした。

それを見てモヤモヤしましたが、余計な事を言うわけにもいきません。
心の中で父親を批判するので精一杯でした。

すると、1人の男性が立ち上がったのです。

父親タジタジ! もっと夫婦で協力してください!!

「あんたね、夫婦は協力するんよ。奥さん全然食えてないんやろ、ちょっと代わってやりよ。」

優しく声をかけたのは、お会計の為に立ち上がった老夫婦の旦那さんでした。
微笑みながら言葉を選ぶように話されていましたが、ハッキリと父親に苦言してくれたのです。

周りも同じことを思っていたのか、頷くように老夫婦と家族のやり取りを見守りました。

父親はバツが悪そうな顔をしていましたが、すぐにケータイを仕舞って子どもをあやしはじめました。
そして母親は老夫婦にお礼を言って、食事をとりはじめることが出来たのです。

家庭環境は人それぞれで、他人には分からないこともあります。
それでもあの時の父親の顔は、妻を蔑ろにしていると気が付いた顔では? と思います。
なかなか難しい問題ではありますが、あの場でハッキリと言ってくれる人がいてスッキリしたし、自分もそういう時に声をかけられる人になりたいと思った出来事でした。

まとめ

仕事に家事育児など、明らかに奥様の負担が大きい様子のご家庭は、私の周りにもいらっしゃいます。父親も仕事関係のことでケータイを見ていたのかもしれませんが、終わったら子どもと母親がどんな状態でいるのか気が付いてほしかったですね。
ただ本当に声をかけていいのかは難しいところなので、助けを求められた時に、いつでも動けるようにしたいと思います。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K

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