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なぜ? 人々が買いだめをする理由 “ネットの嘘”でパニック!【デマ・フェイクニュース】を見破るには?

  • 2024.3.28

なぜ買いだめをする?

なぜ買いだめをする?
なぜ買いだめをする?

ネットの嘘「デマ・フェイクニュース」をきっかけに、商品が小売店から消えることが稀に起こります。根拠がないのに、爆発的に嘘が本当のように思われ、生活必需品が消えて困ってしまう人が現れます。

後から考えると、なぜ信じてしまうのか分からないような嘘でも、その時はパニックを起こすほど本当に見えてしまうことが原因と言えるでしょう。本記事では、買いだめをする理由やデマを信じてしまう人の割合を解説します。

デマがきっかけにトイレットペーパーが消えた事例

デマがきっかけにトイレットペーパーが消えた事例
デマがきっかけにトイレットペーパーが消えた事例

新型コロナウイルスが中国で発生したことをきっかけに、2020年2月に「トイレットペーパーは中国でつくられているから買えなくなる」というデマが流れ、小売店からトイレットペーパーが消えるという騒動が発生しました。発端はX(旧ツイッター)の、「トイレットペーパーが不足するかもしれない」というツイートが発端となり、噂に尾ひれが付き瞬く間にデマが拡散されました。

当時はただでさえ新型コロナウイルスでパニックであったことから、簡単な情報で人は信じてしまう状況であったという考えもあります。

デマ・フェイクニュースを見分けられる人の割合

デマ・フェイクニュースを見分けられる人の割合/野村総合研究所のデータを引用
デマ・フェイクニュースを見分けられる人の割合/野村総合研究所のデータを引用

では、実際にデマやフェイクニュースについて、実際に見分けられるという人はどの程度いるのでしょうか? 野村総合研究所が「フェイクニュースに関するアンケート」を2020年2月に実施した結果を元にみていきましょう。

1400人を対象に「情報の真偽を見分ける自信はありますか?」という質問をしたところ(非常に自信がある、ある程度自信がある)と回答した割合が22%であり、(どちらでもない・自信がない・わからない)と回答した割合が多くを占めました。

その後、2021年3月には4200人を対象に再調査を実施。「情報の真偽を見分ける自信はありますか?」という問いに対して、自信があると回答した割合が29%と若干増加する結果となっていました。この結果から、フェイクニュース後に意識が変わったと考えられます。

デマ・フェイクニュースを見分けるには

デマやフェイクニュースを見分ける場合、SNSやニュースを見てすぐに行動すると間違ってしまう可能性があります。本当かどうか迷った場合、総務省や消費者生活センターに相談することをおすすめします。官公庁が出す情報であれば、正確である可能性が高いため、SNSやテレビの情報で迷ったら問い合わせしましょう。

実際に品切れになるのか、社会動向に対して的確なアドバイスをもらえます。また、情報収集先を複数から得て、情報の違いが無いかをチェックすることもおすすめです!

(イチジュ)

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