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家庭を蔑ろにした子ども向け番組の人気クリエイター、その末路は…息子の失踪が彼を狂わせ妄想に取り憑かれていく

  • 2024.3.28
家庭を蔑ろにした子ども向け番組の人気クリエイター、その末路は…息子の失踪が彼を狂わせ妄想に取り憑かれていく
『エリック』 Netflixシリーズ「エリック」5月30日(木)独占配信

ベネディクト・カンバーバッチ主演の『エリック』がNetflix独占配信決定

ベネディクト・カンバーバッチ主演のNetflixシリーズ『エリック』が独占配信されることが決定。本作のキービジュアルが公開された。

本作は、“ドクター・ストレンジ”役でも知られ、高い演技力を誇るベネディクト・カンバーバッチ主演のエモーショナルなサスペンス・スリラー。

ある日、突如行方不明になってしまった愛する9歳の息子。必死に捜し続ける父ヴィンセントは次第に不安定になり、息子が描いた“絵”の青いモンスター“エリック”をTVに出演させることができれば、息子は帰ってくる——」という奇怪な妄想に取り憑かれていく…。

この度、配信日決定に加え、表情を失った父ヴィンセント、失踪した息子、そして彼らを闇の中で覆う謎の存在エリックのシルエットが組み合わされた、不穏さと意味深さに溢れたキービジュアルが解禁された。

NYで最も有名な人形使いであり、大人気の子ども向けTV番組のクリエイターでもあるヴィンセント。高い知性とカリスマ性のある仕事人間の彼だが、生活においては妻や幼い息子を蔑ろにしてしまっている…。そんな中、ある日息子が通学途中に突然失踪。息子を失った喪失感、そして後悔と罪悪感に苛まれたヴィンセントは、次第に自らを見失って不安定になっていく。

そして遂には、息子が描いた青いモンスターの”エリック”に執着し、「エリックをTVに出演させることができれば、息子は帰ってくる」と信じて疑わなくなる。次第にエスカレートしていくヴィンセントの破壊的な行動は、家族や同僚、事件を捜査する刑事にまで及び、彼の味方は、妄想の存在“エリック”だけになっていく…。奇怪に満ちた妄想の果てに待つ、一切予測できない物語の行方を目撃してほしい。

『ドクター・ストレンジ』『アベンジャーズ』シリーズはもちろん、ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』や『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14年)、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(21年)などで繊細な演技力を発揮し、アカデミー賞主演男優賞への2度のノミネート歴も誇るカンバーバッチ。先日発表された第96回アカデミー賞では、ウェス・アンダーソン監督と初タッグを組んだ短編映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』(23年)が短編実写映画賞を受賞するなど、活躍の場を今もなお広げ続けている。

そんな彼が、久々にドラマシリーズに主役として出演し、エグゼクティブプロデューサーも務める意欲作『エリック』——“ストレンジ”な妄想に取り憑かれた男を、思う存分カンバーバッチが“怪演”するこの異色のスリラーに注目したい。

『エリック』は5月30日よりNetflixにて独占配信。

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