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「やめさせてもらえませんか?」牧場で娘のエサを奪った見知らぬ男の子⇒母親のまさかの行動に驚愕…!

  • 2024.3.27

家族4人で旅行先の牧場に立ち寄ったときの話です。のどかな牧場でのエサやり体験中に、まさかあんなトラブルに見舞われるとは思ってもいませんでした……。

次女のエサを強引に奪う男の子

旅行先の牧場は青々とした牧草が生い茂り、のどかでいい雰囲気でした。数組の家族が羊にエサやりをしているのを見て、子どもたちは「エサやりしたい!」と大騒ぎ。

1回100円で紙コップにたっぷり干し草が入っていましたが、きょうだいゲンカになっても困ると思い、1人1つずつエサを買いました。

和やかにエサやりを楽しんでいると、幼稚園年長さんくらいの男の子が、突然大きな声で怒りだしました。どうやら、その子のエサがなくなったようで、お母さんに「もう1個買って!」とおねだりしているようです。

お母さんは「もう買わないよ」とはぐらかしていて、私たち夫婦は微笑ましくその光景を見ていたのですが、その子の次の行動にびっくり! なんと、6歳の次女のエサをむりやり強奪して、羊にエサをやり始めたのです。

驚愕した母親の対応…

エサを強奪された次女は呆然。男の子を怖がって、私に助けを求めに来ました。11歳の長女は怒って妹のエサを取りかえそうとしますが、その子はかたくなにエサを離そうとしません。長女は小さな男の子を傷つけるのをおそれて、それ以上のことはできませんでした。

私は、遠くでしらんぷりしている母親に「やめさせてもらえませんか?」と言いましたが「すみませーん。やめなね〇〇君」と言うだけで何もせず。男の子は我関せずでエサやりを続けていました。私も夫も「エサを返してくれる?」と何度も注意しますが、男の子は完全に無視。家族4人で呆然としながら、エサやりをする男の子を見つめるしかありませんでした。

これ以上この人たちに関わるのは損だと判断し、他の場所で遊ぶことにしました。「将来あんな親にはなりたくない」と怒っていた長女。腑に落ちないところはありますが、反面教師として社会勉強になったと考えようと思っています。

イラスト/海乃けだま


著者:中野 迷子

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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