1. トップ
  2. グルメ
  3. 10年で「50㎏前半→78.5㎏」、肝機能がD判定…30代グルメ夫婦が健康を手に入れるためにした食事記録の中身

10年で「50㎏前半→78.5㎏」、肝機能がD判定…30代グルメ夫婦が健康を手に入れるためにした食事記録の中身

  • 2024.3.27

ダイエットを成功させるには、どうすればいいのか。AI食事管理アプリ『あすけん』の公式サイトでは、減量に成功した人たちの体験談を紹介している。今回は、おふたりであすけんを活用されている、30代のご夫妻のストーリー――。

ダイエット前後のひろしさん
ひろしさん・ちかこさんご夫妻 食べたいものを求めて旅行に行くほどおいしいものが大好きな30代夫婦。夫のひろしさんは学生時代から20kg以上太ったことをきっかけにダイエットを決意。妻のちかこさんは妊娠中の食事管理を行うなど夫婦であすけんライフを送っている。
20kg増で健康診断がD判定に!

――ご夫婦であすけんを活用いただいているということですが、おふたりが使いはじめたきっかけを教えてください。

ちかこさん:私は女性のキャリアをテーマにした媒体で編集者をしています。仕事であすけんを知る機会があり、興味を持って使いはじめたのがきっかけです。そこから、結婚式前はドレスを着こなすために活用したり、妊娠中は妊娠授乳期の栄養管理をサポートしてくれる「あすママコース」で食事管理を行ったり、産後はまたダイエットにとその時々の目的に合わせて使い方もちょっとずつ変えながら活用してきました。

ひろしさん:僕は妻が使っているのを知っていたので、体重を落としたいと思ったときに使いはじめました。

――ひろしさんが体重を落としたいと思ったのはなぜですか?

ひろしさん:学生の頃は50kg台前半とものすごく痩せていたのですが、10年かけて78.5kgまで増えました。一滴もお酒を飲まないのに健康診断で肝臓の数値にD判定が出たりと健康に自信がなくなってきたので、これはダイエットをした方が良いなと思ったのがきっかけです。

――20kg以上増えたのですね! ちなみに身長はどのくらいですか?

ひろしさん:180cm以上あります。50kg台の頃は、すれ違う人に「ほっそーい!」と振り向かれるくらい痩せていました。今考えると、当時も健康的な体重ではなかったのかもしれないですが、特に困ることはありませんでした。体重が増えてからは、生きているだけでお腹が苦しいという、これまで経験したことのない生きづらさを感じ、これはちょっとまずいなと……(笑)

ちかこさん:78.5㎏の頃は「生きてるだけで辛い」みたいなことを言っていたんです(苦笑)。手足は細いけど、お腹の出方が本当にすごくて! 体調が心配でしたね。

体重増加前のひろしさん
体重増加前のひろしさん。タイトなシャツにスキニーパンツが定番のスタイルだった。

――10年かけて体重が増加したということですが、何か原因はありますか?

ひろしさん:僕たち夫婦は食べることが大好きなんです。子どもができるまではふたりで国内外問わず、食べることを目的とした旅行によく出かけていました。特に僕はうどんとカレーが好きで、休みの日にはおいしいと評判の店を3軒はしごしたり、スパイスからカレーを作ってたくさん食べたりと。とにかく食を楽しんでいたのですが、運動は全くしていなかったので、それが大きいかと思います。

鍋焼きうどんを食べるちかこさん
アイス、フルーツサンド、ジュース、パフェ
愛媛で鍋焼きうどん屋をハシゴしたあとにアイス、フルーツサンド、ジュースにパフェ。ちなみに、ここまで食べてまだ午前中だそう……!昼も夜もおいしいものはまだまだ続く。

――ちかこさんは同じように食べていても体重の増加がなかったんですか?

ちかこさん:私もおいしいものは大好きですが、彼ほど量は食べないのと、以前からあすけんを使っていたこともあり極端な食べ方はしていなかったので、それほど体重が増えたりはしませんでしたね。

記録して初めて気づいたカロリーオーバー

――あすけんを使いはじめて、体重はどのように変化しましたか?

ひろしさん:2023年1月から開始して、2~3週間目にガクンと体重が落ちはじめました。6月頃には71㎏になり、半年で7.5kgほど痩せましたね。あすけんの使用と同時に、週に3日、30分ほどのランニングもするようになりました。目標は70㎏を切ることだったのですが、71kgから停滞していてなかなか落ちないのが今の悩みです。

――停滞期は気持ちも辛くなりますよね。どんなことを心がけていますか?

ひろしさん:今はなかなか体重が落ちませんが、7kg痩せたことで健康面の不満はだいぶ解消されました。体脂肪率も30%あったのが20%まで落ち、「このくらいでもまあいいか」という気の緩みが出ているのも正直あると思います。

ただ、食事記録をつけていると、入力するのが面倒だから間食を止めようなどの抑止力にもなるんですよね。なので、モチベーションが下がった時でも記録だけは継続することを心がけています。たまに食べすぎて未来さん(アプリ内に登場するAI栄養士キャラクター)に知らせない時もありますが(笑)。

あすけんアプリのひろしさんの体重グラフ
ひろしさんの体重グラフ。70kgの壁を突破することが目標。

――食事記録をつけることで、ご自身の食生活にどのような気づきがありましたか?

ひろしさん:学生時代は大食いで、ビッグマックを1度に2個食べたり、パスタも大盛りが当たり前という食生活をしていました。社会人になってからは食べる量も減り、自分では普通の範囲内という認識だったんです。なのにどんどん太っていくので「年齢のせいかな?」と思っていたのですが、あすけんに記録してみて、自分の適正カロリーよりだいぶ多く摂取していたことに気づきました。

――ご自身の適正カロリーを見てどう感じましたか?

ひろしさん:最初は「これしか食べられないんだ!」と思いました。食事記録から、カロリーがオーバーしているのに加え、脂質が多いこともわかりました。昼食にラーメンを食べることが多かったので、それだけで1日の脂質量を越えたりすることも。あすけんで可視化して初めて知ることばかりでした。

果物はカロリーなし⁉️ 栄養知識ゼロではじめたダイエット

――摂取カロリーなどを意識しはじめて、ダイエットに効果があったと感じることは何でしたか?

ひろしさん:このダイエットをするまで、栄養素に関しての知識がほとんどありませんでした。食事記録をつけはじめてもわからないことばかりなので、とりあえず、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにするのと、脂質と塩分が基準値を超えないようにすることだけは守ろうと決めました。

ちかこさん:夫がダイエットをはじめたことで、お互いの食べたものについて話すようになったのですが、果物はカロリーがないと思っていたと言うので、栄養知識のなさに驚きました! こんなに何も知らなかったんだ、と(笑)。

ひろしさん:なんとなく、夜遅くにスナック菓子を食べるのは良くないという感覚はありましたが、果物やゼリーはカロリーがないものだと本気で思っていました。それくらい何も知らない状態でしたね。

ちかこさん:そこから徐々に、果物には「果糖」というものがあるんだよとか、カロリーや栄養に関する会話が増えていきました。

ひろしさん:そんな時にたまたま、あすけんが出している『結局、これを食べるが勝ち』という本を見つけて読んでみたんです。自分が知らなかった栄養の基礎知識や食事管理のコツが書かれていて、個人的にはすごく勉強になりました。あまりに何も知らなかったものですから、もうそのまま本に書かれている通り真似するようにしたんです(笑)。

僕たち、それまで朝ごはんを食べる習慣がなかったのですが、本を見てから、朝食に納豆ごはんを食べるようになりました。ほかにも、食事は野菜から食べはじめるとか、基本的なことから食生活に取り入れていきました。

――ダイエット中、大変だと感じたことはありましたか?

ひろしさん:外食をしたときの食事記録が難しいですね。材料がわからず記録を諦めたことが何度かありましたが、大変だと思ったのはそのくらいです。

食事量に関しても、「これしか食べられないのか」と思ったのも最初の1週間くらいですぐに慣れました。以前は夕食後にお菓子を食べてしまう習慣があったのですが、今は食後はランニングをするようになったので、帰ってきたらそのまますぐ眠る生活になりました。おかげで食後のお菓子も自然とやめることができましたね。

――ダイエット成功後の変化や周りの反応をお聞かせください。

ひろしさん:久しぶりに会った義両親や友人から、「痩せたね」と言われました。ピークで太っていた頃はランニングをするとお腹が揺れて痛かったんです!でも、今はそれがなくなりましたし、健康になったことで生活が快適になりました。

もともとタイトな服を着るのが好きだったのですが、体重が増え始めてからはゆったりめの洋服が増えていました。でも痩せてからは、またフィット感のある服も抵抗なく着られるようになって、それはやっぱり嬉しいですね。

妻も妊娠を機に食生活を見直し

――ちかこさんは妊娠を機に「あすママコース」を使われたのですか?

ちかこさん:はい。それまではダイエット基本コースを使っていましたが、妊娠がわかってからあすママコースに変更しました。初めての妊娠でどんな栄養素が必要なのかなどもあまりよくわかっておらず、そうした知識を得たいという気持ちがありました。

――コースを変えたことで気づいたことはありますか?

ちかこさん:私は夫とは逆で、「思ったよりカロリーをとらないといけないんだ」ということでした。ダイエット基本コースのときは、私の体型だと1日1,700kcalを推奨されていましたが、あすママコースにしたら1日2,300kcalに。1食増えたくらいの摂取カロリーが必要になったので、夫と同じく朝ごはんを食べる習慣ができましたね。それまでは1日2食だったのですが、妊娠がきっかけで3食しっかり食べるようになり、健康的になったと思います。

――妊娠中はつわりで食べたくても食べられないこともあるかと思いますが、大丈夫でしたか?

ちかこさん:幸いつわりはほとんどなく、それほど困ったことはありませんでした。ただ、一時期とにかく甘いものを欲して菓子パンを食べ続けていたときは、カロリーは摂れているけど栄養面が偏っている状態になってしまって。あすけんの栄養グラフを見ることで、このままではいけないと気づくことができました。

――あすママコースを使ってみて良かったことを教えてください。

ちかこさん:どんな栄養素が自分に足りてないのか、積極的に摂るべき栄養素は何かなどがわかるのはすごくよかったと思います。そして、どの食材を食べれば不足している栄養素が摂れるのかも教えてくれるので、買い物で迷うことも少なくなりました。

妊娠前はカレーやオムライスといった主食のみで1回の食事を済ませることも多かったのですが、汁物を必ず作るようになったのは、大きな変化かなと思います。汁物は低カロリーで満腹感が得られるし、いろいろな具材を入れられるので栄養を摂るのに便利ですよね。

――妊娠中や産後の体重増加はどうですか?

ちかこさん:妊娠中は病院で指摘されることもなく、基準の範囲内の体重増加で収まりました。産後も食事記録は続けていて、授乳中なこともあり産後2カ月で体重は6㎏くらい落ちています。現在はまだ出産から間もないのでそれどころではありませんが、体調が落ち着いたら妊娠前の体重まで戻したいと思っています。

――食事管理で、妊娠・授乳期だからこそ大変だと感じたことはありますか?

ちかこさん:それほどありませんが、私の場合、妊娠中から甘いものが欲しくなることが多いので、和菓子を選ぶなどカロリーや脂質を抑えつつ欲求も叶えられるよう工夫して過ごすようにしています。たくさん食べたときにはウォーキングやヨガで体を動かして消費することもあります。

――産後2カ月で運動を再開されているのもすごいですね。

ちかこさん:夫も育児休暇を取って家のことをいろいろやってくれたので、産後1カ月間、私は授乳以外何もしていないと言ってもいいくらいしっかり休めました。おかげで回復も早かったと思います。

栄養知識がついて大きく変化した食習慣

――おふたりであすけんを使うようになってから、グルメなおふたりの食生活にどんな影響がありましたか?

ひろしさん:僕の料理のレパートリーはそれほどないので(笑)、家で作る料理自体はそんなに変わらないのですが、食事管理をするようになってから日々の食事選択は大きく変わりました。

ランチやコンビニでは栄養価を考慮して選ぶようになりましたし、食べる順番も意識して今は最初に野菜ジュースを飲むようになりました。

ちかこさん:朝からサラダを用意するのは面倒なので、我が家では野菜ジュースを常備しています。以前は朝食も食べなかった私たちが、野菜ジュースを飲んでから納豆ごはんを食べるようになったのは大きな変化です。

あとは、あすけんのウィジェットを入れているので、スマートフォンのホーム画面に泣いている未来さんが見えると、「ほら、また未来さん泣いてるよ?」なんて会話をしたり(笑)。お互いの食生活について話す機会が増えました。

――これからのおふたりの目標を教えてください。

ひろしさん:ゆくゆくは60㎏台まで絞れたらいいなと思っています。急激なダイエットではなく、健康的な食生活を続けることで少しずつ近づけるのが理想ですね。

ちかこさん:ひとまず妊娠で増えた分の体重は戻したいと思っています。妊娠前の服がまだきつくて入らないので、それを着こなせるように頑張りたいです!

※本記事は個人の経験に基づいた内容になります。食事管理や運動は自身の体調を考慮して行ってください

取材・執筆/山田 かほり

AI食事管理アプリ『あすけん』
ダイエットや健康管理に必要な、食事記録・カロリー計算・体重管理・運動記録などがまとめてできる無料アプリ『あすけん』。食事写真や商品バーコードを “撮るだけ” で簡単にカロリー計算ができ、AI栄養士からあなただけの食事アドバイスが毎日届くので、日々の栄養バランスの改善に役立ちます。アプリダウンロードはこちらから!

元記事で読む
の記事をもっとみる