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「なんで妹は怒られないの?」兄妹への対応が違う夫にモヤモヤ⇒子育て方針をすり合わせた結果…!?

  • 2024.3.27
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私の息子は6歳、娘は1歳。娘は息子のことが大好きで、いつも息子のあとをついてまわり、よく息子のマネをしています。息子はおふざけが好きで、ふざけすぎて私や夫に叱られることも……。そんなときに問題が発生しました。

「なんで妹は怒られないの?」息子の疑問

あるとき、夫の対応に息子が疑問を抱きました。息子がふざけておもちゃを投げたとき、夫は「投げたら危ないだろ!」と注意。しかしその直後に、息子のまねをして娘がおもちゃを投げたときは「投げることができてすごいね」と褒めたのです。


同じことをしているのに「なんで妹は怒られないの?」と息子は夫に聞きました。すると「息子はもう6歳。娘はまだ赤ちゃんだから仕方ない」と説明していた夫。息子はその説明に「なんで?」と繰り返していて、納得できていない様子でした。

私も息子も納得できない! 夫に物申す!

たしかに6歳と1歳でまったく同じ対応をすることは、難しいと思います。とはいえ、息子に対して「仕方ない」とだけ説明しても、納得するはずがありません。私は夫に、まず私自身が普段どのように対応しているかを説明しました。


私は息子にも娘にも「投げたら危ないから投げないでね」と注意します。夫の対応のように、同じことをしているのに、一方は叱られて一方は褒められる、という差はつけないようにしているのです。

夫は「まだ1歳の娘に注意してもわからないだろう」と言いましたが、私は「まだ1歳でも理解できることはある」ということ、「息子の気持ちも考えてほしい」ということを再度伝えました。

夫は「なんか難しいけど気をつけてみる」と言ってくれました。その後もまだ兄妹へ対応の差が感じられますが、そのたびに私が夫にどうしてほしいか伝えています。

必ずしも私の対応が正解とは限りません。「年の差があるから対応が違うのは仕方ない」という気持ちもわかります。しかしできる限り、子どもが差を感じてモヤモヤが残ることのないよう、努力することは必要です。これからも夫とコミュニケーションをとって理解を求めていきたいと思っています。

作画/ぐら子


著者:海原えめ


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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