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口座開設、本人確認も!マイナカードで「これからできるようになる」こと3選

  • 2024.3.27
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デジタル庁は2026年に導入する予定の新しいマイナンバーカードのデザインイメージを3月18日に公表しました。性別の表記が削除されるほか、生年月日を和暦から西暦に変更するなど、細かい部分に変更が加えられています。これにとどまらず、マイナンバーカードはできることがさらに増えていく予定です。

■1 スマホだけで本人確認が可能に

政府はマイナンバー法などの改正案を3月5日に閣議決定しました。これにより、氏名や住所、生年月日などのほか、個人番号がスマートフォンに搭載できるようになります。手元にマイナンバーカードがなくても、スマホさえあれば本人確認が可能になるのです。

改正法案が成立すれば、2025年夏にも運用が始まる見通しで、銀行・証券口座開設時の本人確認や、コンビニのセルフレジでの年齢確認、携帯電話の契約の際にも利用できるようになる予定です。

■2 スマホが保険証代わりに

2025年度には、マイナ保険証の機能がスマホに搭載される予定です。これによって、健康保険証やマイナンバーカードを持ち歩かずに、スマホがあれば病院を受診できるようになります。

なお、診察券とマイナ保険証の一体化も推進する方針で、現行の保険証は今年12月に発行を終了し、1年後に使えなくなります。マイナ保険証を持たない人には、医療機関で提示すれば保険診療を受けられる「資格確認書」が当面の間発行されます。

■3 性別はICチップで判別

2026年に導入される新たなデザインのマイナンバーカードには、現在表記されている性別の記載がありません。その代わり、内蔵されたICチップで性別が分かるようになります。

LGBTなど性的マイノリティの人たちへの配慮と、ICチップに記録があれば行政手続き上も支障がないからというのが理由です。

氏名や生年月日、住所、顔写真、そしてマイナンバーは今後もカードに記載される予定です。また、ICチップのセキュリティレベルを高めた上で、チップに入った情報の更新時期を現在の5年から10年に延長する方針も明らかにされています。これにより、ICチップの情報を更新する時期がカードの有効期限と同じ10年になります。

マイナ保険証の利用率は1月時点で4.60%と低迷していることからも分かるように、マイナンバーカードは全面的に受け入れられているわけではなさそうです。

しかし、機能のスマホ搭載などによって利便性が明確になれば、少しずつ状況が変わっていくかもしれません。

文/編集・dメニューマネー編集部

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