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【PTAの役員決め】で「それは言い過ぎでしょ、、、」保護者たちが攻撃しあう《大修羅場》になり──!?

  • 2024.3.27

《学校》って保護者の協力が欠かせませんよね。
特に地域差・学校差があるのが、【PTAのカタチ】なのではないでしょうか?
今回は、PTAの役員決めで大変な思いをしたという、筆者の知人から聞いたお話です。

画像: 【PTAの役員決め】で「それは言い過ぎでしょ、、、」保護者たちが攻撃しあう《大修羅場》になり──!?

両親の介護と育児でてんてこ舞い

私は、小学4年生の息子がいる主婦。

夫がしっかり稼いできてくれる分、家のことは私が主。

さらに、認知症が進んできた両親の介護もあって、毎日てんてこ舞いです。

そんな忙しい日々を送るなか、この前開かれた息子が通う小学校のPTAの役員決めが壮絶でした……。

負担が大きすぎるPTA役員

その日は、各クラスで保護者会が行われた後、体育館でPTAの役員を決める流れでした。

保護者会は、和気あいあいと穏やかなムードに包まれていて。
でも、いざ体育館へと向かう足取りはみんな重く……。

学校によって異なるとは思いますが、この学校のPTA役員になると、学校行事には強制参加というルールなので、一部の保護者の中には気が重くなる方もいらっしゃるのだと思います。

PTAの業務が軽減されている学校も多い中、息子が通う学校は、いろいろな雑務も担わなくてはならず、精神的・肉体的負担が大きすぎる、と有名でした。

学校側もいろいろと形を模索してくれてはいるようですが、あまり改善はされず。

さらには、一部のやる気に満ち溢れた保護者が暴走して、話し合いはなかなか進まないことも。

とにかく、毎回決めるのに時間がかかっていました。

勝手に家庭事情をバラされた!

その日も案の定、数名の立候補者以外、役員をやりたがる保護者はいらっしゃいません。

いつの間にか2時間も経過していました。

「例年通り、くじ引きとかかな」
と思っていると……。

「〇〇さんは専業主婦なんだから暇でしょう?」

「△△さんは在宅ワークしてるみたいだけど、そんなに時間かけても稼げないわよ(笑)」

「◇◇さんも実家が近いし、どうとでもなるよね」

なんと、立候補していた一部の保護者が、ほかの保護者の実情を大暴露!

《あなたは時間があるからできるよね》と圧をかけてきたのです。

これに対し、勝手に家庭事情をバラされた保護者は猛反発!

「まだ幼児もいて大変なの!」
「在宅ワークは楽な仕事じゃない!」

私もそのターゲットにされて、大変でした。

先生方が間に入ってくれてなんとか収まった……

すると、先生方が立候補していた保護者へ厳重注意を!

「役員を担ってくださるのは大変ありがたいですが、ほかの方を貶めるようなやり方はよくありませんよ」

ごもっともな意見に、反論する声もあがらず。

勝手に家庭事情をバラして、優劣をつけてきた保護者が何も言えない姿を見て、スカッとしました。

その結果、恒例のくじ引きで公平に決めることに。

いくら大事な子どものためであっても、押しつけ合うようにして決めたくはありませんね。
学校にとっても、PTAの活動が必要なのはわかりますが、無理をしてまでやる必要はないと思うので、多くの保護者に歓迎されるような新しいPTAの形になるよう祈るばかりです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい

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