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お部屋がプチ水族館に! 美しくて癒やされる「アクアリウム入門」

  • 2016.2.14
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自宅でホッとくつろいでいる視線の先に、美しい水景があったらすてきですよね。

© otsuka-nettaigyo - Fotolia.com

水草の緑や鮮やかな熱帯魚はお部屋のおしゃれ度をアップしてくれます。そしてなにより癒やされます。セット水槽なら手軽にはじめられて、手入れも簡単です。

■インテリアにもなる小型水槽

かすかに耳をくすぐる水流音とゆらゆらと揺れる水草、そして水草と戯れるようにして優雅に泳ぐ、色鮮やかな熱帯魚…。

こんな光景を毎日眺めることができたなら、めまぐるしく働いて疲れた心もホッとリセットできるというものです。

水槽にライトをつければ、部屋の照明を落としたときに光に照らされた美しい水景が浮かびあがって見えてきます。おしゃれな女性のお部屋にぴったりのすてきなインテリアです。

しかも、熱帯魚たちはときどき、「エサちょうだ~い」といわんばかりに、こちらを見ながら踊るように泳いだりします。そんなことされたら、も〜う、たまりません!

「水槽のあるお部屋ってすてきで憧れるけれど、世話が大変そうで手に負えない気がして」

「ひとり暮らしのお部屋は広くないから、水槽なんて置けないな…」

「水槽って重いし、水もたくさん必要だから、水道代や部屋の模様替えのこと考えると、ハードル高いかな」

そんな心配があるなら、小型水槽がオススメ。女性でも扱いやすく、狭いスペースでも置けるのです。

■ビギナーにはセット水槽がオススメ

必要なものがひと通りそろっているセット水槽を購入すれば、ビギナーでも、意外と簡単にアクアリウムをはじめられます。

セット水槽はアクアリウム専門ショップほか、ペットショップやホームセンターなどで販売されています。ビギナーは、12〜16リットル程の、“30センチ水槽”と呼ばれる長方形のものを選ぶといいでしょう。

小さいサイズのデザイン水槽は、水質が悪化しやすく管理が難しいので、慣れるまでは避けたほうが無難です。

初めに必要なものは、

水槽

ライト

フタ

温度計

ろ過器

外掛けフィルター

砂利

スポイト

ゴミ取り用の網(小)

カルキ抜き

セットに入っていなければ、買いたしてそろえましょう。

水槽を買ってきたら、説明書にしたがってセットし、濾過器の電源をオンにして水を回します。一昼夜くらい様子を見て、不具合がないかを確認したら、水草や熱帯魚を買ってきます。

水草を多めにして、ネオンテトラなどの小型熱帯魚を5匹ほど泳がせるといいでしょう。管理もしやすいですし、水槽内にゆとりが生まれて優雅に見えます。

メンテナンスは1日1回程度。水槽の底に敷いた砂利のなかに、スポイトを差しこんでゴミを吸いだします。減った分の水をつぎたすようにすればOKです。

もし、水槽のガラス面などにコケが生えてきたら、週末にでも専用のスポンジなどでサッとおそうじしましょう。

■少しくらい留守にしても大丈夫

「ペットを飼うと、出張やプライベートの旅行に行きづらくなるので諦めている」といういう人がいます。でも、小型熱帯魚ならば、その点はまったく心配ありません。

そもそも、観賞魚の飼育でもっとも多い失敗は、飼育する魚の数が多すぎるか、エサの与えすぎによる水質悪化です。1週間程度の留守ならば、まったくエサを与えなくても大丈夫なのです。

小型水槽という、おしゃれなインテリア。生き物への責任は伴いますが、大人の女性の趣味としても、すてきですよ。

(桜川 えり子)

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