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元世界1位の女子プロが「82」を叩き号泣!どん底から復活優勝できた理由は…?【記事ベスト3】

  • 2024.3.27

前月に公開した記事の中で、アクセス数がとくに多い人気記事TOP3を紹介していきます。

まず紹介するのは、第3位の記事です。

第3位:25年ぶり3人目の女子プロゴルファー、新しい契約を締結!

『TSKグループ』は女子プロゴルファーの浜崎未来とのスポンサー契約を締結したことを発表しました。

「浜崎選手を応援して参ります」25年ぶり3人目の女子プロゴルファーに期待!

元世界1位の女子プロが「82」を叩き号泣!どん底から復活優勝できた理由は…?【記事ベスト3】
浜崎未来プロ

浜崎プロは島根出身の23歳。2021年6月のプロテストに2度目の挑戦で合格をし、島根県勢としては25年ぶり3人目の女子プロゴルファーとなりました。2023年には31試合に出場し、「KKT杯バンテリンレディス」では10位に入るなど活躍。今シーズン前半戦の出場権も獲得しています。

『TSKグループ』は「さんいん中央テレビ」など、島根県松江市を拠点とする8企業で構成された企業グループです。同グループでは浜崎プロに対して「当グループでは、これまで所属選手として応援してきましたが、今後もスポンサー契約選手として、浜崎選手を応援して参ります」とコメントしました。

アクセス数第2位の記事はこちら。

第2位:「便利すぎ」ベスト78のゴルファーがおすすめする距離計測器!

ワッグル編集部員が気になるギアを、 コースを毎月レポート。 率直な生の声を参考に、 みなさんも打ってみて、回ってみて!

Bushnell ピンシーカー ツアー V6 シフトジョルト

元世界1位の女子プロが「82」を叩き号泣!どん底から復活優勝できた理由は…?【記事ベスト3】
S p e c ●測定可能距離/5~1300ヤード●測定精度/土1ヤード以内●ファインダ一倍率/6倍●サイズ/長さ114×高さ78×幅40mm●重量/236g●オープン価格(編集部調べ/6万4900円)

キャディさんがいるラウンドでは、残りの距離や打ちどころなど、たくさんの情報をもらって危険回避し、ベストなクラブを選択したいと思っていますが、内容よりもラウンド回数を増やしたいので、出費の抑えられるセルフプレーが基本。

キャディさんがいないなかで情報として一番大事なのが残りの距離で、距離計測器がキャディさん替わりです。以前からブッシュネルの「ツアーV5 シフトスリムジョルト」を電池を何度も交換するくらい愛用していましたが、新機種が出たので使ってみました。

細かいことはさておき「覗く→見やすい」「測る→早い」で、すごくいい! 距離計測の時間が短縮され、それ以外のことを考える時間が増えてゴルフの視野が広がった気がします。グリーン近くでもサクッと使えて、いい相棒になりそうです。

計る時間の短縮でスコアアップ!

元世界1位の女子プロが「82」を叩き号泣!どん底から復活優勝できた理由は…?【記事ベスト3】
右江行男 ベストスコア78

この夏はとにかく暑い日が続いたのでなかなかラウンドに行く気にならず、だったら練習場へ。と思ったが、練習場もすごく暑い。こうなったらインドア練習場だと思い、クーラーの効いた室内で練習。毎年こんな気候が続くのであれば、インドア会員になったほうがいいのかもしれない。

新機種の距離計測器をぜひ、使ってみてください。

イラスト=成田草介
問い合わせ=阪神交易 0120-804058

アクセス数第1位の記事はこちら。

第1位:元世界1位の女子プロが「82」を叩いて号泣!どん底から復活優勝へと導いたのは…?

2024年の米LPGA開幕戦「ヒルトングランドバケーションズTOC」を制したのはリディア・コーだった。2022年の最終戦に勝利して世界No.1の座に返り咲いた際には、女王として当然の立ち位置のように思えたが、年末には結婚もし、2023年は最高の年を迎えるもとの誰もが思っていたのとは裏腹に、CMEランキング100位と大きく低迷したシーズンとなってしまった。

そんなコーが、開幕戦で早々に優勝する姿を見て、多くの人は安堵したのではないだろうか。

プロになって以来、試合で80台のスコアを叩いたことはなかった

2023年8月、カナダ・バンクーバーで開かれた「CPKC女子オープン」3日目、リディアは「82」を叩いてしまった。そして、ラウンド後、選手駐車場の端で夫チョン・ジュン氏に抱かれながら、泣いていた。こんなショッキングな現場に遭遇するとこちらも絶望的な気持ちになり、カメラマンとしてはその様子を背後から1枚、シャッターを切るのが精一杯だった。当時のことをリディアはこう振り返った。

「プロになって以来、試合で80台のスコアを叩いたことはなかったんです。何が起こったかもわからず、ただショックで泣いてしまったんです。夫からは、『ゴルフが全てじゃない。いつも完璧じゃなくっていいんだ』と励まされました。すぐには理解できませんでしたが、周りにいるチームのメンバーや家族、そして夫のことを考えているうちに、夫の言葉を消化できるようになりました」

その後、男女ペアで出場する12月の非公式戦「グラント・ソーントン招待」では、ジェイソン・デイと組んで優勝する。ペアでプレーするTVイベントとあって、心からの復活とは言い難かったものの、リディアの心は落ちつきを取り戻し、同時にゴルフの調子も戻ってきた。その結果が先の優勝につながっている。

ところで、優勝トロフィーをもつリディアの左薬指には、大きな石のついた婚約指輪が見える。翌週の練習日にもその指輪をつけてコースに現れたので、思わず尋ねてみた。

Q.通常、女性プロゴルファーはプレー中、婚約指輪は外してプレーすると思うのですが、先週の試合でもつけていたんですか?

「この指輪は、結婚してからもずっとつけていいて、外したことはないんです。いつも夫が一緒にいるような気分になるので」

試合の写真を見返してみると、確かにグローブをした左薬指の甲の部分は、少し盛り上がっている。試合中も外していなかった証拠だ。

また、リディアのウェッジの1本のバックフェースには「MRS CHUNG」と刻まれている。ここにも夫の存在があった。

多くの人からたくさんの慰めの言葉をかけられたはずだが、それをしっかりと納得するには時間とプラスアルファーが必要。そのプラスアルファーとは、まさに夫の存在なのだろうと感じられた取材になった。

フォトグラファー 田辺安啓(通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。

取材・写真=田辺安啓
TEXT & PHOTO Yasuhiro JJ TANABE

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