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「家がわからない」娘の友達がウソ…裏にあるSOSを知った話

  • 2024.3.26

虐待を受けている可能性がある子どもを見つけたらどうしますか?子どもは虐待にあっていることをちゃんと伝えられないことがあります。そのため、発見が遅れてしまったり、再発を防げなかったりして悲しい事件がたくさん起きています。今回ご紹介する作品はそうした子どもたちに、大人が声をかけることの大切さを知ることができます。Aiさんの作品『娘の友達は帰りたくない』をダイジェストでご紹介します。

「もっと遊びたい」という娘の友だち

Aiさんの長女・ひなちゃんは友だちと遊んでいました。友だちは「きららちゃん」と言い、ひなちゃんととても仲良しです。あっという間に楽しい時間が過ぎ、門限の5時になりました。

そろそろ解散するように声をかけるAiさん。しかし、きららちゃんは6時まで延長したいとお願いをします。きららちゃんは一体どうしたのでしょうか…。

子どもの発言に潜むSOSとは?

約束の時間になっても帰ろうとしないきららちゃん。Aiさんは困り果ててしまいます。

子どもと話していて「おかしい」…と違和感を抱いたことはありませんか?「帰りたくない」と一見するとダダをこねいているように感じることでも、もしかしたら子どもなりの精いっぱいのSOSなのかもしれません。頭ごなしに突っぱねるのではなく、子どもの事情に耳を傾けてあげられるといいですよね。

素直に相談できる場を作る大切さ

叔母からの暴力を誰にも相談できずに一人で苦しんでいた、きららちゃん。まだ小学生だというのに誰にも相談ができないほど追い詰められていたなんて…とても胸が痛みますね。

Aiさんは「何かあったら相談をしてほしい」ときららちゃんに話します。一人でも味方がいるということは子どもにとってとても心強いことです。子どもの逃げる場所を地域で作っていきたいですね。

SOSを声にすることができない子どもはたくさんいます。何かおかしいと感じたらそのままにせず、寄り添って話を聞いてあげてください。一人で悩み、孤独におびえる子どもがいなくなる社会になるよう、大人としてしっかり気を配ってあげたいと思う作品ですね。

著者:ゆずプー

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