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【手相占い】運命線で何がわかる?長さ・濃さ・形別の見方を解説

  • 2024.3.26


その名の通り、自分の運命や人生を表すといわれている運命線。手のひらのどこにあって、どんな意味があるのかなど運命線の基本から、枝分かれ運命線や複数の運命線がある場合の見方まで、手相家の青木 智さんに伺いました。幸運期や転機が訪れる時期のチェック方法も教えてもらいました。

「運命線」とは



手首から中指の付け根に向かって伸びる線を運命線といいます。手のひらのどこから始まっていても、中指の付け根に届いていなくても、中指の方向に向かっている線はすべて運命線といえます。

その名の通り、運命線で自分の過去・現在・未来の運命を占うことができます。

また、運命線は自己充実度や社会での活躍度も表します。「充実していると感じているか」「自分に満足しているか」などの自分の充実度や、「どれくらい社会と接点を持っているのか」などの社会での活躍度を読み解くことができます。


[運命線の見方1]右手と左手どちらで占う?



手相は、左手が先天運といわれる、もともと持っている才能や運勢を示し、右手が後天運といわれる自分の行動や努力でつくり上げてきた結果や成果が表れるといわれています。

手相を占うときは、「どんな才能や運勢を持って生まれてきているのか」を左手で見て、「実際にどのような人生を歩んできたのか」を右手で見ます。例えば、左手の運命線はあまりよくないのに、右手の運命線は良い手相だった場合、その人は今までの人生で努力をしてきたということがわかります。


[運命線の見方2]長さで占う



運命線の長さではどんなことが読み解けるのでしょうか。上の「運命線の流年図」は、流年といわれる年齢の目安を記したもので、流年図の年齢からいつ変化や転機が訪れるのかを予測することができます。運命線の長さと一緒に年齢も確認してみましょう。

運命線が長い場合


運命線が手首から中指の付け根あたりまで伸びているなら長いといえます。

運命線が長い人は、年齢を重ねても趣味を楽しんだり、ボランティアに参加したりして、積極的に社会と関わり合っていく人です。言い換えると、充実感を得られる期間が長い人生であるともいえます。

例えば、運命線の流年図を見て100歳のところまで線が伸びている人は、100歳まで社会と関わりを持って、充実した人生を送るということがわかります。

運命線が短い場合


運命線が手のひらの途中で終わっていたり、手のひらの途中から伸びていたりする人は運命線が短いです。

運命線が短い人は、今はまだ自分のやりたいことや好きなことが、見つかっていないかもしれません。これから目標や人生をかけて取り組んでいきたいことを見つける可能性があります。


[運命線の見方3]濃さで占う



運命線の濃さは運の良しあしではなく、自己満足度を表しています。濃い場合・薄い場合、それぞれの意味を見ていきましょう。

運命線が濃い場合


肉眼でも見えるほど運命線が濃い人は、今の自分に満足していて、充実感を得ているといえます。積極的に社会と関わりを持ち、人生を楽しんでいるタイプです。

運命線が薄い場合


天眼鏡で見ないとわからないくらい運命線が薄い人は、今の状態に不満があるのかもしれません。将来の目標ややりたいことなどがはっきり定まっていない可能性があります。

また、運命線が薄い人は、謙虚なので、人に合わせたり、寄り添ったりすることができます。


[運命線の見方4]運命線の始点で見る

A.運命線が手首から真っすぐ中指に向かっている場合


運命線が手首の真ん中から中指に一直線に向かっている人は、自分の理想や目標に対してまっしぐらに進んでいく人です。人に頼らず、信念を持って自分で運を切り開いていこうとするでしょう。

人の言うことを聞かないワンマンタイプともいえますが、自分が掲げたことに向かって努力し、自力で理想を手に入れる人といえます。

B.運命線が月丘から中指に向かっている場合


月丘といわれる、小指の下の方からスタートして中指に向かう線は、人気運命線といいます。

この人気運命線がある人は、周囲の人から支えられたり、応援されたりして、運をつかむ人です。困ったときも人が助けてくれるでしょう。他人からの人気を得られる運命なので、芸能人ならスターになれる人といえます。

C.運命線が金星丘から真っすぐ中指に向かっている場合


金星丘といわれる親指の下の方は、身内という意味があり、身内との縁が深いことを表します。

運命線が金星丘からスタートする人は、身内が応援してくれたり助けてくれたりする運を持っています。「後継の相」「跡取りの相」ともいわれ、「家族や身内を守っていきなさい」と伝えるメッセージでもあります。

また、財産がある家なら自分が財産を引き継ぐことになるかもしれません。


[運命線の見方5]先端が枝分かれしている運命線で見る



運命線の先端が枝分かれしている人は、線が分かれた時期に運命が開花して幸福が訪れることを示しています。

枝分かれしている場所を運命線の流年図と照らし合わせることで、人生の転機が訪れるおおよその年齢を知ることもできます。枝分かれする位置が上の方であれば、晩年の豊かさを示しています。


[運命線の見方6]複数重なっている運命線で見る



運命線は1本とは限らず、中には複数の線が重なっている人もいます。運命線が2本重なっている人は2つの活動が同時にできる人で、3本重なっている人は3つの活動が同時にできる人です。

例えば、運命線が3本重なっている人は、仕事のほかに、家事育児もこなすことができ、趣味も充実しているといった、3つのことを同時に、しかも楽しんでできる人といえます。

また、重なる線は新たな運命のスタートという意味もあります。例えば、結婚生活や新しい仕事が始まる、新しい居住地に引っ越すなどの転機を示しています。運命線の流年図から、新たなスタートを切る年齢を知ることもできるでしょう。


運気アップには目標を定めることがおすすめ!



最後に青木さんから、「運命線は自己充実度や社会的な活動を表すので、『こうなりたい』『こう生きたい』という目標や理想がないと始まらないものです。自分の運命線が思ったより良くなかったという人は、目標をきちんと考えてみましょう。そして、小さなことでもよいので、それを叶えるための行動を起こすことが大切です」とアドバイスをいただきました。

運命線が転機を教えてくれたとしても、何もせずにただ待つだけで行動しなければチャンスを逃してしまいます。幸運をつかむために、まずは自分の目標・理想は何かを考えることから始めてみてはいかがでしょうか。


取材・文/坂田圭永、イラスト/Hanna


【監修】
青木 智さん
手相家。人材育成会社の経営のため、人の持つ才能や可能性を見つけ出す手法として、「手相・人相・算命学」などの研究を重ねる。20年以上の鑑定経験から編み出した独自の手相鑑定やカウンセリングのほか、書籍の執筆、雑誌・WEBメディアなどの執筆、講座・セミナー・講演(行政・企業)を通じて「手相で世界を笑顔に変える」をモットーに全国で活動中。
公式サイト:https://happytomo.net/
公式ブログ:https://ameblo.jp/happytomo-net/





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