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大人世代の“小顔メイク”は要注意! 美容家が実践する「中顔面短縮の簡単テク」

  • 2024.3.25

中顔面を短縮すると美人に見えやすいとされています。難しいテクニックを使わなくても、普段のメイクに「ちょい足し」をするだけで、ポイントを押さえた中顔面短縮メイクができますよ。時短美容家の並木まきが、大人世代の小顔メイクに使えるテクニックを3つお話します。

1:鼻の下に濃い色でシェーディングを入れる

並木まき

鼻の下に濃いブラウンカラーでシェーディングを入れると、鼻の先が引き締まり、鼻から上が持ち上がったような視覚効果が期待できます。顔の中央にあたる鼻まわりのなかでも、鼻下部分が短く見えると、顔のパーツが全体的に上がったような印象が狙えますよ。

時間をかけずに中顔面短縮を叶えたいなら、小さめのブラシの先にブラウン系カラーをとり、鼻の下に軽く馴染ませるだけでOK。たったこれだけでも雰囲気はガラリと変わるはずです。

2:上唇のサイドに口角を上げる隠しライン

並木まき

中顔面短縮メイクではオーバーリップが定番です。しかし大人世代の場合、いきなり口紅をオーバー気味に塗ると、アンバランスな仕上がりになることもありますよね。

そこで使いたいテクニックが、リップライナーを使った隠しライン。上唇のサイド部分、ちょうど「口角」のあたりに、唇がふっくらとした見た目になるようにラインを描きます。

こうすることで、人中と呼ばれる鼻の下の余白が狭くなり、顔の重心がキュッと中央に寄っているように見えて、中顔面の短縮効果が期待できます。また、大人世代は唇が貧相だと老け見えを招きやすいですが、口角をふっくらと仕上げると若見えにもつながりますよ。

3:唇の下にもシェーディング

並木まき

唇の下にもシェーディングを入れて唇を立体的に仕上げるのも、中顔面を短く見せるテクニックの一つ。大人世代にとっては、若々しい印象を演出しやすいのも嬉しいポイントです。

やり方は、鼻の下にシェーディングを入れたときと同じサイズのブラシを使って、下唇の下の中央あたりに軽く影を入れるだけでOK。唇の印象に厚みが出て、下がり気味だった重心が中央に寄っているように見えやすくなります。オーバーリップが苦手な人も、このテクニックなら自然なふっくら感をプラスできますよ。

さいごに

アラフォー以上の大人世代は、わざとらしい中顔面短縮メイクをすると痛々しく見えないか心配ですよね。自然に見えるちょい足しテクニックなら、普段のメイクを簡単に格上げできて習慣にもしやすいはず。よろしければ試してみてくださいね。
©japolia/Adobe Stock

文/並木まき

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