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難しい服も瞬間で全てを汲み取ることができる。盟友・佐々木敬子が表現する佐田真由美の「真の姿」

  • 2024.3.25

the MODEL Sada Mayumi direction by Keiko Sasaki

モデル佐田真由美がクリエイターを招き、自由にディレクションしてもらう隔月連載。今月はオトナミューズをはじめ女性誌や広告などで活躍し、MYLANのディレクターも務めるスタイリスト・佐々木敬子さんによる、最新コレクションを纏った真由美さんをお届け。

ジャケット¥423,500、ショートパンツ¥187,000、ベルト¥91,300、ローファー¥165,000、※全て予定価格、ソックス ※参考商品(全てプラダ/プラダ クライアントサービス)

「ミュールを合わせてしまいそうなスタイリングにソックス×レザーシューズを合わせた着こなしが、まさに真由美を表しているようなルック」

シャツ¥340,000、スカート¥4,400,000※参考価格、シューズ¥313,000、イヤリング¥76,000、ネックレス¥165,000、リング¥59,000(全てディオール/クリスチャン ディオール)

「仕立てのよい白シャツに、ボリューミーなスカート、パールがあしらわれたロマンティックなシューズを合わせたスタイリングは、真由美の少女性を引き立てています」

トップス¥536,800、スカート¥988,900 ※参考色、ハット¥242,000(全てアライア/リシュモン ジャパン アライア)

「ボディコンシャスでフェミニンだけれど、レザー素材なので強さを感じます。真由美がもつ、モードで自立した女性のイメージが、そのまま投影されています」

内面から溢れ出す、
美しさを表現したかった
 
「もう30年近くのお付き合いの真由美。何百回一緒に撮影しただろうか。彼女の移り変わりを昔から見てきた私にとって今回の撮影は今しか表現できない、“真の姿の真由美”を見せたかった。
彼女は母であり妻であり女であり、常に現役のモデルであり続けている。この撮影を通して、綺麗なだけじゃない、歳も重ねた真由美の個性、内面の強さ、しなやかさ、人間臭さを映し出せたと思う。
用意した衣装は、真由美に似合うであろう、しかしどれも難しいものばかり。だけど、それらを纏ってカメラの前に立った瞬間、彼女は全てを汲み取り、見事に表現してくれた。
現場にいた誰もが、圧倒され、魅せられていく。佐田真由美の真の姿が、確実に存在した時間だった」

ドレス¥435,600(アライア/リシュモン ジャパン アライア)

「ハイネックにアメスリって、まさに“真由美”という印象。ハイレグのように見える編地がどこか2000年代のムードを感じさせます」

KEIKO SASAKI
雑誌や広告、CMなど幅広いジャンルのスタイリストとして活躍。被写体の個性と魅力を引き出すエッジーなスタイリングで、女優をはじめモデルやアーティストからの絶大な支持を得る。2013年より旅をテーマに大人の上質なライフスタイルを提案するブランドMYLAN(マイラン)のディレクターを務める。

direction & styling_KEIKO SASAKI [AGENCE HIRATA] photograph_AKINORI ITO [aosora] hair_KOICHI NISHIMURA [VOW-VOW] make-up_MARIKO SHIMADA [UM] model_MAYUMI SADA
otona MUSE 2024年4月号より

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