マルニ、2024/25秋冬コレクションは新境地を開拓。

マルニ2024/25秋冬コレクションでは、新境地を開拓。

2024年でブランド設立から30周年を迎えるマルニ。フランチェスコ・リッソがクリエイティブ・ディレクターに就任してからは8年目となる年。真っ白な紙の洞窟のような会場でお披露目された2024-25年秋冬コレクションは、円錐型に広がるスカートが特徴的なブラックのスタイルから始まり、半獣人のような架空の生き物を思わせるロングヘア素材やレオパードプリントを全身に纏ったルックが続々と登場。ピエロのシューズのようなトゥが丸くせり上がっているシューズも目をひく。フランチェスコ・リッソは今回のコレクションを創造する上で、これまでの参考文献を全て捨て、まっさらな状態からスタートをしたのだそう。外からの情報やこれまでのイメージにとらわれないよう、スタジオ全体を白い紙で覆いゼロからコレクションを作り、芸術的でシャープなシルエットと、テクスチャーの妙を実現させたのだ。