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40代で母になり「楽しかった」姪と暮らした数年間…

  • 2024.3.25
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育児が大変だと感じる場面は人それぞれ違いますよね。ただ、教育資金など何かとかかるお金に頭を抱えた記憶がある人は少なくないはず…。やりくりは大変ですが、子どものためにと思うと頑張ることができるのは不思議ですよね。今回ご紹介する作品は、少し変わったかたちで親子になった2人のお話です。おにぎり2525(@onigiri2525_pn)さんの作品『40代独身、ある日突然母になる』ダイジェストでごらんください。

かわいい姪っ子と手紙交換で十分な日々

主人公はおにぎりさんの叔母、えっちゃん。えっちゃんは結婚願望がなく、一人暮らしを満喫していました。

かわいい姪っ子との手紙のやりとりに癒やされる日々。きっとこの先も自分の人生はこうなんだろう…そんな風に思っていたえっちゃんですが、あることがきっかけで大きな転機を迎えます。一体何があったのでしょうか。

姪っ子を引き取る決意をするが…

家庭にも学校にも居場所がないことを知ったえっちゃん。思い切って、おにぎりさんを引き取る決意をします。叔母と姪から、いきなり「親子」になった2人。

ひとり親の手当も受けることができず、育児をすることはとても大変だったはずです。

おにぎりさんも、「ふつう」の家庭ではないと自覚をしていました。それでも、えっちゃんと暮らすことが、おにぎりさんにとっては何よりも安心する場所になったはずです。

大変でも「つらくない」愛する気持ちは本物

家庭環境や事情はそれぞれあり、時に複雑なこともあるでしょう。しかし、大人の事情で子どもの安心できる居場所を奪うことはよくありません。おにぎりさんは実母と暮らすより、えっちゃんと暮らすことで、心から安心する居場所を得られたのでしょう。

たとえ実の親子でなくても、おにぎりさんにとってえっちゃんは「お母さん」です。お互いを愛する気持ち、絆、寄り添う覚悟、そういった心のつながりがあれば、立派な「親子」として成立すると、2人を見ていて伝わります。

子どもにとって大事なことは心より安心できる居場所があり、そこに味方がいること。子育ては大変なことはとてもたくさんあります。しかし、わが子のためならと頑張る皆さんはとてもすてきですね。

著者:ゆずプー

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