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マットの上だけじゃない?!【ヨガと育児】の意外なつながり

  • 2024.3.26

ヨガをしているママ曰く、「子育てはまさにヨガ」。ヨガがただのストレッチやエクササイズだと思っている人にとっては、この二つがどう結びつくのか検討もつかないかもしれません。でも実は、ヨガはポーズだけではなく、生き方そのものなのです。

そもそもヨガってなに?

ヨガという言葉の語源は、サンスクリット語で「結び」や「つながり」。自分の心と体、自分と他人の心、自分と宇宙など、あらゆるものとつながることです。つまり、二つの別のものがぶつからない状態こそが、ヨガの目指すべき境地なのです。このため、ポーズや呼吸法などに限らず、普段の生活で「結び」を目指すアプローチは全てヨガなのです。

これを子育てに当てはめて考えてみましょう。子供は大きくなるにつれ、自我が芽生え始めます。未発達な彼らの自我と親の自我ががぶつかり合うと、お互いにイライラが募り、心の平穏はどこにもなくなってしまいます。でもアプローチや考え方を変えてみると、子育てにはヨガ的要素や、さらにヨガの本質までもが隠されているのです。

私達は、物事を自分の価値観で判断する癖があります。そしてこれにより、自分自身や他者とぶつかったり、コミュニケーションがうまくいかなかったり、ということが起こります。

子供との向き合い方を考えてみよう

子供は毎日劇的に変化し、成長していきます。子育てに慣れていない親にとっては、まさに未知の世界。昨日は全くできなかったことも、今日はできるようになっていたりすることも。日々どんどん進化する彼らとコミュニケーションするということは、自分の知らないことにも目を向け、その存在を認めるということでもあります。

これをポーズに当てはめて考えると、同じようなことが言えてしまいます。少しずつチューニングしていきながら、体と心をつないでいく。子育てでは、お互いにとっていい方向を少しずつ探っていく。

自分の価値観を疑う

時にはお互いに譲れないことがあるかもしれませんが、その度に「本当はどうなんだろう?」と、自分のものさしを疑ってみるんです。そうやって自分の心を開いていくことこそが、コミュニケーションのカギ。これもヨガと似ていますね。

「自分だけが正しい」というエゴを捨てて、子供を前にしてどれだけ客観性を持って接することができるか。そして、根気強く子供と毎日向き合えるかどうか。マットの上にいる時間だけではない、生き方としての「ヨガ」を試される絶好の機会であることは間違いありませんね。

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