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施設育ちの嫁に「頭の悪い子どもは産むな!」義母からトンデモ要求が!→ しかも、続きがあって?

  • 2024.3.25

育ちはどうあれ、一生懸命努力してきた人間を蔑む権利は誰にもありません。施設出身の筆者の友人・O乃は結婚後に義母から嫌がらせを受け続けます。O乃に酷いことを言い続けた義母の真意とはどのようなものだったのか、O乃から話を聞きました。

画像: ftnews.jp

出自

私の高校時代の友人・O乃は幼い頃に両親を亡くし、児童養護施設で育ちました。O乃はとても努力家でポジティブな性格。クラスや部活動で多くの人から慕われる人物でした。

O乃は20代半ばで知り合ったN樹と結婚の話が進みました。しかしN樹の母親はO乃が施設育ちであることから結婚に反対。N樹の必死の説得によって、しぶしぶ結婚を許したのです。

暴言

結婚して2年後、O乃は待望の赤ちゃんを授かることができました。妊娠を一緒に喜んでくれると思っていた義母は、O乃達の想像を超える暴言を吐いたのです。

「頭の悪い子どもは産むな!」
「施設育ちの女が産む子どもなんてどうせ出来が悪いに決まってる!」

どうやらO乃の義母は、施設育ちであるO乃がどんな育ち方をしたのか知らなかったらしく、自分の偏見を前面に押し出してきました。

学歴

O乃は両親こそいなかったものの、大学は全額学校側が負担する奨学金で卒業するほどの才媛でした。卒業時も大学院へ進み、講師として学校へ残って欲しいと言われるほど優秀な人物だったのです。

孫の誕生を喜んでくれると思っていたO乃は、とてもショックを受けたと言います。義母の暴言にさすがに黙っていられなかった夫のN樹がO乃の学歴を話すと、義母は嫌々自分の気持ちを話し出したそうです。

理由

O乃の義母は、学歴に対するコンプレックスを抱えていました。
夫のN樹も義母も高校中退のため、最終学歴は中卒でした。さんざんバカにされたり蔑まれたりしたことを、深く恨みに思っていたと言うのです。

『施設で育った子供は十分な教育を受けていない』という勝手な偏見を持っていたO乃の義母は、「N樹がした苦労を孫にはさせたくない。せめて孫は大学を卒業してほしい。」と思っていたことがO乃につらく当たる理由でした。

その後

N樹からO乃の学歴の話を聞いた義母は、今までのように嫌味を言うことはなくなりました。
しかしN樹が言うには、義母から連絡があり「自分が今までさんざんバカにされて、N樹のことでも出来の悪い母親だと罵られた。高学歴の嫁にバカにされたくない。」と話したといいます。

O乃は、学歴をひけらかすようなことは一切していません。
義母がこれまで苦労したことはわかりますが、だからといって嫁にあたっていい理由にはならないですよね。自分の勝手な偏見で、孫の誕生も素直に喜べない義母とは、うまくやっていく自信がないそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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