予約の取れない大人気工場見学「JALスカイミュージアム」に行ってきました！

今回は食品工場ではなく…

食品工場見学が大好きな私ですが、最近食品工場以外にも足を運ぶ機会が増えてきました。その中でも、ずっと気になっていたのがJALさんの工場見学施設「JALスカイミュージアム」です。とにかく大人気過ぎて、なかなか予約がとれないと昔から話題の施設です。

予約がなかなか取れないという点もそうなんですが、参加対象が小学生以上ということもあり、工場見学歴10年以上にして、念願の初訪問となりました。

「JALスカイミュージアム」があるのは、羽田空港すぐ近くの「新整備場駅」。この駅には基本的に時間調整できる場所がなにもないので、私たちは、ひと駅となりの羽田空港を散策して過ごしました。

身分証明書を忘れずに

「新整備場駅」から「JALスカイミュージアム」へは、迷うことなく徒歩1分程度ですぐに到着します。建物前にスタッフの方が待機してくれているのでわかりやすいですよ。

最初に入口で身分証明書を提出します。6.7歳のお子様連れの場合は、年齢確認ができるものも必要なのでご注意ください。受付が完了すると、QRコード付きのカードとストラップが渡されます。これがとてもかわいい！！このストラップは15色あり、参加日時によって異なりますが、このままお土産をとしていただけます。

ツアー開始時刻までは、こちらで飛行機が行き交う様子や展示を楽しむことができます。双眼鏡をもっていくと、より楽しめそうです！

時間が足りないほどの充実した展示と体験内容

時間になると、「A教室」と呼ばれる部屋に移動し、ツアーの注意事項や格納庫見学ポイントについての説明があります。その後、自由見学でさまざまな展示や体験、ミュージアムショップを楽しむことができます。

滑走路をイメージした「スカイランウェイ」では、各部門で働くスタッフの仕事内容や工夫がわかりやすく展示されています。

受付でもらったQRコードをかざすと、説明と同時にスタンプが貯まり、全て集めるとちょっとしたプレゼントがもらえます。こういう遊び心って、子どもはもちろん大人もワクワクしますよね！

コックピットでは、スイッチやボタンの多さにびっくり！ こちらは、実際にJTA737のフライトシュミレーターとして活躍したものの中に入ることができます。

参加者に一番人気と言われているのが、制服体験。好きなデザインの衣装を選び、飛行機を背景に写真撮影が楽しめます。着脱が簡単にできる仕組みになっているので5秒で着ることができちゃいます。

子ども用は110cmからサイズが揃っています。

ズラリと並んでいるのは、JALの歴代制服。その時代の風潮や流れも制服に表われているのが面白いところです。前からだけでなく、後ろからも全体を見ることができるので、「私はこれが一番好き」「この制服面白いね」と親子で盛り上がりました。

そのほか、戦前からの航空業界に関する展示やノベルティグッズの展示、皇室フライトや特別フライトなど、普段見ることのできない内容が盛りだくさんです。ひとつひとつじっくり見たいけど、時間が足りず、途中から焦ってきました（笑）

そして、ミュージアムショップもこのタイミングでしか購入することができません。飛行機グッズなど、ここでしか手に入らないものもありました。

いよいよ格納庫へ！

ここからはグループに分かれ、格納庫見学へと進んでいきます。安全のため、ヘルメットをしていきます。

飛行機のメンテナンスやチェックを行う格納庫で、実際に整備士が飛行機を整備している姿や現役の飛行機を間近で見ることができます。この扉が開く瞬間はドキドキワクワクしますよ！

やっぱり間近で見る飛行機は迫力があります！

普段入ることができないエリアで、見ることのできない飛行機の姿をのぞける貴重な体験です。なんと羽田空港で働いているJALの整備士さんだけでも1300人もいるとのこと。見学中も多くの整備士さんとすれ違いました。

飛行機は風に向かって離着陸するため、その日によって使用する滑走路が異なります。そのため、タイミングがよければ、格納庫前の滑走路に次々と行き来する飛行機が見えます。この日もまるで山手線と同じくらいの感覚でさまざまな航空会社の飛行機が着陸する様子を見学することができました。

なかなか予約がとれないという方は…

こうやって飛行機を見ているとその凄さを実感するとともに「旅に出たいなぁ」という気分にもなってきました。そうこう考えているうちに2時間弱の見学ツアーが終了。

今回参加した通常の見学プランのほかに、機内食を食べるプランやライフベストを着用体験することができるプラン（有料）もあります。「行きたいけどなかなか予約がとれない！」といういう方には、無料ではありませんが、マイルを使ったプランや搭乗者限定プランもおすすめです。※今回紹介したプランは全て無料です。

飛行機に興味がある方もそうでない方も楽しめる「JALスカイミュージアム」。なかなか厳しい予約争奪戦ですが、キャンセル待ちなども活用して、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

施設情報

料金：無料 ※プランによっては有料
開催日時：月・火・木・土・日 （9:30〜11:20/10:45〜12:35/14:45〜16:35)
予約開始：見学日の1ヶ月前の同一日 9:30より
予約方法：インターネット予約のみ
年齢制限：小学生以上
住所：東京都大田区羽田空港3-5-1 JALメインテナンスセンター1
TEL：03-5460-3755（9:30〜16:30）

※許可を得て、撮影・掲載しています。

リンク一覧

• JALスカイミュージアム
• nimo 続・いつでもどこでも工場見学

＜ぎゅってブロガー／nimo*＞

元食品メーカー勤務のフリーライター。4歳と1歳の姉妹の母。趣味は食品工場見学で国内外問わず、200か所以上足を運んでいる。夫の転勤のため、17年11月より台湾高雄にて駐在生活中。そんな台湾での子育てライフをぎゅってWeb内“台湾あるある子育て絵日記”にて紹介中。