バルセロナ、ついにNIKEと契約破棄か…ラポルタ会長が理由を説明

Text by 井上大輔(編集部)

1998年からNike製のユニフォームを着用してきたバルセロナ。

だが、『Mundo Deportivo』によれば、ジョアン・ラポルタ会長がNikeとの契約破棄を認めたという。その理由は、相手側の不履行。同紙はラポルタ会長が暴露的なメッセージを残したとも伝えている。

「Nikeと続ける方が簡単なのか？簡単なことがベストではないこともある。我々はバルサにとってベストであることを望んでいる。我々はNikeに明白な契約違反があったと判断して契約を解除すると伝えた。

彼らには45日間の補償期間があったが、それを行わなかったので、我々は契約解除を通告した。それに対して彼らは予防的措置を講じており、我々はそれに応答して措置の解決策を検討しているところだ。

彼らは契約を改善しようとしているが十分ではない。なぜなら、我々は市場ではもっと多くが支払われることを知っているからだ。

その意味で、我々はあらゆる選択肢を駆使し、文明的に仕事をしている。我々は世界最高の契約を結ぶと確信している。我々はあらゆることに前向きだが、市場価格をはるかに下回る契約は結べない。最高の契約を勝ち取ることは、クラブのエグゼクティブディレクターとしての責任だ。簡単なのは、市場より低い契約でNikeと続けることだが、簡単なことがクラブにとってベストでないこともある」

現時点でバルサとNikeとの契約は2026年まで。

ラポルタ会長は契約破棄を口にしたというが、世界最高額の契約を求めているようだ。