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20代社会人向け【ビジネスマナー】基本のキ…報連相、言葉づかい、メール文面まで詳しく解説!

  • 2024.3.23
若手社員がやりがちな失敗とは?
若手社員がやりがちな失敗とは?

4月からの新生活を前に、今から緊張している新社会人、第2新卒者、20代の転職者の人も多いかもしれません。何もかもが初めての環境で、悩むことの一つは、やはり社会人ならではのマナーではないでしょうか。気付かないうちに上司や取引先に失礼な振る舞いをしないために、あらためて基本のマナーを確認しておくことが肝要です。

なぜ「報連相」は必要なのか?

●「報告・連絡・相談」

社会人たるもの「報告・連絡・相談」の3カ条はしっかり抑えておくのはマストです。気持ちが前のめりな新人の中には、報告・連絡・相談をせずに仕事を済ませることで「誰にも頼らず全て仕事をできる自分、すごい」と考える人もいるかもしれませんが、それはNG。仕事は、この3つの頭文字をとった「報連相(ほうれんそう)」を前提に進めていくのが基本です。

まず「報告」。仕事の進捗やミスをしてしまった際には、上司や先輩に全て伝えます。叱られるのが怖いからと隠すことで状況を悪化させる恐れがあります。

「連絡」は、自分のスケジュールが変わった場合や任せられた仕事で新しい情報を得たときなどに上司や先輩に伝えます。そして「相談」。分からないことやがあったときに上司や先輩に尋ねます。会社は組織なので、報・連・相は欠かせないルール。習慣が付いていない人は、今から意識して取り組む必要があります。

●言葉遣い

社会人になるとこれまでとは違う言葉遣いを求められるため、最初は戸惑ってしまうことも多々あります。ビジネスシーンで間違えやすい言葉遣いと正しい言葉遣いがあるので、注意しましょう。

(1)「了解です」はNG

上司から仕事を指示されたとき「分かりました!」や「了解です!」と返している人はいませんか?「了解しました」は幹事2文字なので一見丁寧なようにも思えますが、実は目上の人に対しては間違った言葉遣いとされています。正しくは「かしこまりました」や「承知いたしました」です。

(2)「ごめんなさい」もNG

謝罪をするときに「ごめんなさい」「すいません」という言葉が思わず口を付いて出ることがあるかもしれません。しかしこれらの言葉も、目上の人への謝罪としては正しくありません。謝るときには「申し訳ございません」、または「申し訳なく思います」「申し訳なく思います」が正しい言葉です。

(3)「ご苦労さまです」もNG

目上の人をねぎらうときに「ご苦労さまです」と声を掛けるのは誤り。「お疲れさまです」も失礼に当たるという解釈もありますが、「ご苦労さまです」よりはまだ良いとされています。「ご苦労さまです」ではあからさまに、上から目線の言葉と捉えられてしまいます。せっかく相手へのねぎらいを示したいなら、その思いが正しく伝わる言葉を選びましょう。

ビジネスメールの送り方

ビジネスメールの送り方とは
ビジネスメールの送り方とは

社会人マナーで慣れるまで難しいことの一つが、ビジネスメールの送り方です。当然ではありますが「○○についてよろしくお願いします∠(@O@)ビシッ!」などといったフランクなメールは絶対にNGです。ビジネスメールは、要点を簡潔にしつつ、冒頭のあいさつや結びの言葉、署名などを入れるのが基本。最初は難しく感じるかもしれませんが、一つのフォーマットとして覚えておけば問題ありません。

【ビジネスメールの例文】

タイトル:○○についてのお願い

本文:●●株式会社 営業部◎◎様

お世話になっております。株式会社△△ ▲▲部のの田中太郎です。

~~~についてお願いしたく、ご連絡いたしました。~~~~~(詳細を簡潔に述べる)ご不明点等ございましたらお気軽にご連絡ください。

ご多忙のところ恐れ入りますが、ご検討いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

株式会社△△▲▲部 田中太郎電話番号メールアドレス

名刺交換、どちらから先に渡すのが正解?

名刺交換の正しい方法とは?
名刺交換の正しい方法とは?

学生時代には全く経験しない人がほとんどではないかという行動が名刺交換。初対面の相手との最初のコミュニケーションとあって、余計に緊張してしまう局面かもしれません。名刺交換は、以下の手順を意識して行いましょう。家族や同期と練習をしてみるのもおすすめです。

(1)目下の立場の人が先に名刺を渡す。名刺を相手から読める向きにして両手で持ち、自己紹介をしながら差し出す

(2)相手から名刺を差し出されたら「ちょうだいいたします」と言って両手で受け取る。自分と相手が同時に名刺を差し出す場合は、右手で自分の名刺を持って相手よりも低い位置で差し出し、左手で名刺を受け取る

(3)着席したら、名刺入れの上に受け取った名刺を置く

分からないマナーは素直に聞いてみるのも一つの方法

仕事において分からないマナーがあったときには、素直に聞いてみるのも一つの手です。

分からないことはなんでも聞けるのも、若い頃ならではの強み。困ったときには話しやすい上司や先輩に「恥ずかしながら○○のマナーが分からないのですが、教えていただけますでしょうか」などと思い切って聞いてみましょう。

(笠原加帆)

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