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甘くない“セイボリータルト”って?日本初の専門店が表参道にオープン

  • 2016.2.13

セイボリータルトとは、野菜や肉、魚などを使った甘くないタルトのこと。東京・表参道にある「What a Tart!(ワタァタルト)」は、昨年秋にオープンした、日本初のセイボリータルト専門店です。

「What a Tart!=なんというタルト!」という店名のように驚きがつまっています

地下鉄表参道駅から約5分。青山通りを渋谷方面へ向かって歩き、角を曲がって少し行くと、青々とした竹の植え込みが目印のお店が見えてきます。

ガラス張りのドアを開けると、色とりどりのセイボリータルトが並ぶショーケースがお出迎え。

食欲をそそる匂いもさることながら、形も具材もさまざまなタルトは、まるでケーキのように華やかです。

重厚感があり落ち着いた雰囲気の店内です。お天気の良い日のランチには気持ちよさそうなテラス席、打ち合わせにも使える4人掛けのテーブル席など、目的に応じて使い分けできます。

バターを使わず、それぞれの具材に合わせた生地を使用

日本では甘いタルトが主流ですが、「欧米では食事用のセイボリー(甘くない)タルトは、パンと同じくらいポピュラーな存在。栄養価の高いものが手軽に食べられるとあって親しまれているんです」と、プロデューサーの横川美由紀さん。

「What a Tart!」が従来のタルトと異なるのは、タルト生地に一切バターを使用せず、太白胡麻油、グレープシードオイル、エキストラバージンオリーブオイルなど、身体に必要とされる油を使用している点。

そのため食べ応えはあるのにカロリーは抑えられ、驚くほど口当たりが軽やか。

常時12種類あるタルトは、フィリングに合わせた胡椒やルッコラなどの食材が生地に練りこまれていて、食感や風味の違いも楽しめます。

ルッコラを練り込んだ生地がまるでクラッカーのようにサクサクした食感の「ローステッドトマト 」は、低温でじっくりローストしたジューシーなトマトの甘みと、アボカドの風味がやみつきになる一品です。

チキンブイヨンで炊いた下仁田ねぎを使った「下仁田ねぎ&ブラックペッパー」に入っているのは、なんと春菊とえのき茸、豆腐という鍋の具材。それらをベーコンから出たオイルで炒めたという、和+洋のアイデアに驚かされます。

保存料や添加物を一切使用していない手作り品ですが、すべて火を通してあるため、温めれば翌日までサクサクのおいしさが楽しめます。

ホームパーティや手みやげにもぴったり

タルトは、3ヶ月ごとに3種類が入れ替わります。夕方には品切れになることも多いそうなので、早めの時間に行くことをおすすめします。テイクアウトもできるので、ちょっとした手みやげとしても喜ばれそうですね。

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