「今の若者言葉はよく分からない」
「私世代なら分かるのに、若者には通じなかった」
このような《世代間ギャップ》を感じた経験はありますか?
今回は、まだ若者と自負していたからこそショックだったという、筆者の知人男性から聞いたお話です。
妻と子どもたちと幸せな毎日を過ごしている
私は、地元企業に勤めている30代の会社員。
学生時代から交際していた妻と結婚し、小学3年生の息子と1年生の娘がいます。
我ながらなんですが、妻はとても美人で魅力的な女性。
子どもたちも、と~っても可愛く、幸せいっぱいの日々を送っています。
会社では《若者》扱いされ、自分でもそう思っていた
会社では、40~50代と上の年齢層の方ばかり。
そのなかでは《若者》に区別されていました。
そのため、
「Excelの使い方を教えてくれ」
「これはどうやって扱うの?」
と頼られることも。
「若者はやっぱりすごいねえ」
と幾度となく言われてきました。
私自身、複数のSNSアカウントを持っており、流行には敏感。
「俺はまだまだ若者だよな」
「上司とは結構世代間ギャップがあるな(笑)」
と思っていたのですが……。
子どもたちの世代では<アレ>を知らなかった!!
ある日の夜、いつものように子どもたちの<今日あった学校の話>を聞いていると、驚きの内容が!
息子「公衆電話の使い方を習ったよ」
私「え、知らなかったの!?」
娘「公衆電話ってなあに?」
どうやら今の子どもたちは、《公衆電話》の使い方だけでなく、それが何かも知らないようなのです!
「お金かテレフォンカードを入れて電話するんだよ!」
と娘にも使い方を教えようとするも……。
「テレフォンカードってなあに?」
私の学生時代では、必須の持ち物アイテムだったのに。
スマホで調べ、イチから説明しなくてはならないことに驚きました。
さらに、もっとショックなことが発覚してしまうのです。
当たり前だったものがなくなっていることに気づいてしょんぼり
「そういえば、公衆電話って学校以外見たことない!」
と言い出す子どもたち。
それはさすがに大げさすぎる、と思いましたが、妻とよく考えてみました。
確かに、生活圏内には息子の通う小学校の1台以外、公衆電話を見かけなくなっていたのです!
私が子どもの頃は、公園やスーパーなど、どこにでも公衆電話があったのに……。
今や、スマホなど携帯電話の普及により、すっかり姿を消した公衆電話。
それなら、今の子どもたちも知らないのは当たり前か、と世代間ギャップを感じて何となく寂しい気持ちになりました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい