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<好きなタイプは酒豪!?>ショック!彼女の好きなタイプは俺と「正反対の人」だった【まんが】

  • 2024.3.23
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俺は50歳のユウイチです。2歳年下の妻キョウカと、大学生のひとり娘リコとの3人家族です。リコは21歳になり、近頃は晩酌が一緒に楽しめるようになりました。お酒に強い体質はキョウカに似たのかもしれません。俺が今こんなにも幸せな日々を過ごせているのは、キョウカと出会えたおかげだと思っています。

出典:select.mamastar.jp
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なにげない家族の会話を幸せに感じます。お世辞であっても「結婚するならお父さんみたいな人がいい」なんて……。キョウカにも「穏やかな人がいいわよね」と付け加えられ、さすがに照れてしまいます。

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「でも飲み方だけで判断しちゃうのもちょっと良くないのかな~?」リコが言うので、俺は昔を懐かしむように答えました。「実は……お父さんは元からお酒が強かったわけでも、穏やかだったわけでもないんだよ」そしてほろ酔い気分も手伝って、俺はリコに若き日の思い出話をはじめました。あれは社会人2年目だった頃のこと……。

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片思いの相手が視界に入るたび、俺は無意識に目で追ってしまいます。そんな恋心を、仲の良い同期のヒサシにはすぐに見抜かれました。

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思いがけない提案があって驚きました。俺が気付かないうちに社内恋愛していたとは、ヒサシも隅に置けないヤツです。けれど好きなタイプが聞けるものなら聞いておきたい……! これはチャンスなのかもしれないと思っている自分もいました。

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しかし後日。「キョウカさんのタイプ、わかったぞ!!」声をかけてきたヒサシから、俺は信じられない事実を聞かされることになるのです。「キョウカさんのお父さんがお酒に強い人みたいで、お酒が強い人がいいんだって。自分より弱い人は論外らしい」

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キョウカさんはそれまでの人生で出会った女性のなかで、いちばん素敵な人でした。日々仕事に追われる会社のなかでひときわ輝いてみえ、その姿を見るたび癒されていたのです。そのひそかな恋心を見破った同僚のヒサシが気を利かせてくれ、キョウカさんの好きなタイプを聞き出してくれました。キョウカさんに好きになってもらえるのならば何でもしたいと思っていたけれど、聞かされたタイプはまさかの「お酒が強い人」……。これは想定外でした。「え……俺……お酒、全然飲めない……」思わず俺は絶句してしまったのでした。

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