著者・エェコ(@nkr_aik)さんは1児の母です。ある日、美容院に行くため「子どもを見てて」と夫に頼むと、「美容院は時間のムダ」と言われてしまいます。どうやら自己啓発本を読んで「時間は作るもの」と影響された様子。「セルフカットで時短になる」と豪語する夫ですが…。『時間は「作る」ものだという夫』をダイジェスト版でごらんください。
妻の時間を犠牲に…気づいてない?
ある日、夫に「美容院に行きたいから子どもを見てて」と頼みました。すると、「美容院は時間のムダ」と言われてしまいます。さらに、「オレのようにセルフカットすれば時短になる」と豪語する夫。
ですが、夫は気づいていません。余ったと思っている時間で、ゆっくり映画を観られるのも、そもそもじっくりセルフカットをする時間があるのも、すべて妻が子どもを見ながら家事をしているからなのです。それなのに、自分1人の努力で「時間を作る」ことができたように錯覚している夫。
このあと、妻の一言で猛省します。
夫を猛反省させた、妻の鋭い一言とは?
妻の時間を犠牲にしていることに、まったく気づいてない様子の夫。妻のトドメの一言「永遠に自分の時間がほしい?」という問いかけに、やっと我に返ったようです。
家族と生活しており、ましてや子どもが小さいうちは、まだまだ手がかかりますね。子育てをしながら、家事をするのは容易なことではありません。
妻に指摘され、ようやく気づくなんて…。
「もうないかな」本当には許していない
無事に、美容院に行くことができた妻。ですが、本当の意味で夫を許したワケではありません。「次はないかな」と思っています。美容師さんが言う通り、妻の予定を聞かずに、好き勝手する夫は、父親としての自覚があるとは思えません。
本作では、美容院の件を通して、夫婦で「時間」に関する考えにズレがあることに気づきます。指摘されないと気づかないなんて…と、思ってしまいますが、やはり口に出して伝えないと、わからないものですね。
どうしても、家にいる時間が長いほうに、家事や育児の負担が重くなってしまうのは仕方ないことかもしれません。だからと言って、妻の予定を聞かずに好き勝手していいワケではありませんね。今回の映画やセルフカットの他、会社の飲み会やゴルフなども当てはまりますよね。陰で支えてくれる人がいるこを忘れてはいけませんね。
著者:ももこ